あくにゃんに聞く、ヲタ活と恋愛の両立 恋人ができないヲタクの悩みに回答!【オリジナル動画あり】

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2020年08月09日 12:01  リアルサウンド

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写真あくにゃん
あくにゃん

 「推しが多すぎて毎日忙しい!」「どうしたら推しが喜んでくれるの?」など、ヲタクの悩みは尽きないもの。“ただのヲタク”あくにゃんが、そんなヲタクたちのお悩みに答える連載企画「あくにゃんのヲタク保健室」第5回は、推しに依存して恋愛ができない! という読者からのお悩みを取り上げる。(編集部)


(関連:「掛け持ち」して推すのってどう思う? ヲタクのお悩みにあくにゃんが回答 【オリジナル動画あり】


■今回のお悩み
「メン地下に依存してしまい、恋愛ができない。好きな人ができても上手くいかなかったら推しに依存してしまう」


■恋人がほしいなら恋愛に時間を割くのが一番!?
あくにゃん:これ、50%わかるものの、50%わからないなぁ。なぜなら別に自分はメン地下(メンズ地下アイドル)に恋愛感情があるわけではないから。最初に辛辣なことを言っておくと、それは本当にメン地下のせいですか? ということ(笑)。


 恋愛よりアイドルを優先してしまう理由は、大きく2パターンあるかなと思っています。1つ目はヲタ活が忙しすぎて、リアルな恋愛に時間を割けないから、アイドルを優先してしまうパターン。2つ目はアイドルと恋人を比較してしまって、アイドルの方が良いからアイドルを優先してしまうっていうパターン。1つ目は物理的な問題なので、これはもうしょうがないと思うんですよ。たとえば、アイドルを応援していなくて普通に会社で働いてる人でも「出会いがない」「恋人ができない」ってザラですよね。その上でアイドルに時間を割いていれば、リアルな恋愛がおろそかになることはしょうがないので、恋人がほしければその時間を割くしかないのかなって思います。アイドルを推していない人の趣味を聞くと、Netflixを観るとか家で寝てるとか、特定の時間に縛られない趣味が多いんですよ。でもアイドルって公演時間が決まっているから、かなり時間に縛られる趣味なんですよね。公演時間の前も準備があったり、公演の後もみんなでご飯に行ったりするから、そもそも恋愛が一番遠くなる趣味なのかなと思います。だからそういうものだと諦めて、 恋人がほしいならアイドルを犠牲にして恋愛に時間を割くのが一番なんじゃないでしょうか。


ーーたしかに時間的な制約は大きいですね。


あくにゃん:でも、そもそも恋人がほしいと思わないとか、アイドルの方が良いじゃんみたいな価値観の人は最近多いですね。それはもちろんアイドル側も“リア恋”、リアルに自分に恋をさせるようにしているのはあると思うんですけど。僕も周りの男の子の友達とアイドルを比較したら、アイドルの方が優しいなと感じるんですよ。自分に賛同してくれるし、「頑張れ!」って言ってくれるし、余計なことは言わないし、自分自身も嫌なところを見せないから、相手に好かれて終わるし。その関係性は、実際の友達との関係性よりもいいよねっていうのは分かります。あと、一般の人……という言い方でいいのかわからないけど、彼らはアイドルと比べると気が利かないことも多いですよね(笑)。アイドルは髪型を変えると気づいてくれるんですよ。それが仕事だから。とはいえアイドルとは金銭的なやりとりが発生していて、その対価として、褒めてくれたり、応援してくれたり、同意してくれたり、賛同してくれたりしているから、そこは違うんじゃないの? って指摘されたりするんですけど、僕に言わせれば、リアルな友達にもご飯を奢ったり、金銭的なやりとりが発生しているんですよ。それなのに気が利かないから、だったらアイドルの方が良い、ってなっちゃいますよね(笑)。


 だから一言で言うと、“愛した分愛してくれない感”が一般の人は強いのかなと思っていて。アイドルって時間やお金をかけた分ちゃんと戻ってくるんですよ。ハイリスク・ハイリターンって言うのかな。とにかく時間とお金をかければかけるほど、それが熱量や愛になって相手に伝わって、返ってくるような仕組みが成り立っているから、“生産性”で言うとかなり良いと思うんですよ。恋人にお金や時間を使って得られるものももちろんあるんですけど、“生産性”を考慮したらアイドルを応援するのも良いのかなと思います。


ーーなるほど。他にアイドルを応援するメリットはありますか?


あくにゃん:これは僕の価値観なので多くの人が当てはまるかはわからないんですけど、アイドルが癒してくれる脳みその場所と、恋人が癒してくれる脳みその場所が違うと思うんですよ。出ているホルモンの物質も何か違う気がしていて。恋愛でしか得られないものもあるんですけど、アイドルを応援してでしか得られない幸福もあるんですよね。恋愛感情でアイドルを応援しているのか、と言われると全ての人がそうではなくて、感動を味わいたいとか、成長を見守りたいとか、プロデューサー的な目線の人もいて、必ずしも恋愛とは結び付いていない人もいると思います。僕の場合は癒される脳みその場所が全く乖離しているので、アイドルを応援しながらでも恋愛はできるし、恋愛しながらでもアイドルは応援できると思っています。


■“妥協点”をうまく見つけて結婚とヲタ活を両立!?
ーーあくにゃんさんの周りに恋愛とヲタ活を両立できている人はいますか?


あくにゃん:僕の友達で“自称小松菜奈”がいるんですけど、付き合う時に「私はあなたよりもアイドルを優先して生きていきます。それでも付き合えますか?」と聞くそうなんです。だから記念日と地方公演が重なったら、もちろん地方公演を選ぶし、東京公演、大阪公演とか3日間連続で恋人には会えなくなるし、しかも公演の多くは土日だから恋人が土日休みの会社員だと揉めるわけですよ。その子は今まで3人と付き合ってきて、3人とも最初は「アイドル優先でもいいですよ」「むしろ一緒にコンサートのDVDとか見たいし、一緒にライブとか行けたらいいよね」って言うんですって。でも、信頼していないのかわからないですけど、アイドルに嫉妬する人も多いらしくて、「俺がいるじゃん」「そんなに行く必要なくない?」「同じ公演をなんで何回も見るの?」みたいなことを必ず3カ月から半年の間に1回は言ってくるみたいなんですね。ヲタクではない人の価値観ってまさにそうで、そこを変えるのはなかなか難しいと思うから、気を付けてほしいですね。仮に無理に恋人を作ったとしても、ヲタクの価値観を理解できない恋人とは別れてしまうことが多いので、無理に作る必要はないのかなって思います。


ーーたしかにそうですね。ヲタク仲間とそういう話はよくするんですか?


あくにゃん:ヲタク同士で話すときって、あまりリアルな恋愛の話にならないんです。なんか触れちゃいけないタブーというか、暗黙の了解というか。でもたまに、「恋人ができたのでヲタクを辞めます」って言う人がいて。僕は恋人がアイドルより優れていることはまずないから、そもそも両立できるじゃんって考えちゃうから、それで辞められるのはすごいな、と思います。でも、そこでアイドルを応援し続けちゃうと結局アイドルの良さに気づいてしまうし、彼氏よりもアイドルの方が良いなって揺らいじゃうから、それを断ち切るためにも卒業していくのかなと。そう思う理由は、恋人と別れるとみんな輪廻転生して戻ってくるからなんですよ。ヲタクって出戻りがすごく多くて、「恋人ができて辞めるって言ってなかった?」って聞くと「あれはノーカン」みたいなことを言うんですけど(笑)。そう考えると、僕の周りでヲタ活と恋愛を両立している人は本当にいないかもしれないです。


ーー結婚しているヲタクもいると思うのですが、それはどうでしょう?


あくにゃん:不思議なことに、結婚していてもちゃんと両立している人はいるんですよ。地方公演に行くときはおかずを3日分とか作り置きして、ラップしてまとめて用意して出てくるんですって。あとは相手の出張にあわせて地方にヲタ活をしに行ったり、妥協点みたいなものがあるらしいです。でも話を聞くと、お金も出してもらっているパターンが多くて、「今すぐやめろ」「ヲタクしすぎ」って言われているけどやめない人もいます。その妥協点は各家庭であるんじゃないでしょうか。これが何で恋人になると上手くいかないのか、破綻しちゃうのかはわからないんですけど、妥協点を上手く見つけているご夫婦も案外多いです。


 ちなみに、僕が仲良くしていて結婚している人は、「メン地下を応援している」と言っていなくて、「BTSを応援している」って嘘をついてます(笑)。やっぱりメン地下ってリア恋営業が多いじゃないですか。チェキも距離が近かったりするから、揉めるかもしれないって。メン地下って言うと嫉妬されたりすることが多いから、困ったときは、誰もが知っているような大手のアイドルを応援していると言う“優しい嘘”も必要かなと思います。


■今回の結論
恋人に支えてもらえているからこそ仕事を頑張れる人もいれば、アイドルが支えてくれるとか、アイドルにお金を使いたいから仕事を頑張れるっていう人もいるのは普通のことなので、どちらも悪でも善でもないと思います。だから恋人ができなくても全然気にせず、悩まなくていいと思います!(リアルサウンド編集部)


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