ジェニファー・アニストン、『フレンズ』特番撮影が再び延期も前向き「最高の内容になるはず」

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2020年08月10日 11:51  Techinsight Japan

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1995年5月号の『Rolling Stone』で表紙を飾った6人(画像は『Jennifer Aniston 2020年2月21日付Instagram「It’s happening…」』のスクリーンショット)
人気ドラマ『フレンズ』の特別番組の撮影が、このほど再び延期されたことが明らかになった。同ドラマでレイチェル・グリーンを演じたジェニファー・アニストンは、再度延期の知らせに「とても悲しい」と落胆するも「その分準備時間が増えた」「最高の内容になるはず」と意気込みを語った。

米TVネットワーク「HBO」のストリーミングサービス「HBO Max」開始にあたり、人気ドラマ『フレンズ』の特別番組が放送されると発表されたのは今年2月のこと。当初はジェニファー・アニストン(レイチェル・グリーン)、コートニー・コックス(モニカ・ゲラー)、デヴィッド・シュワイマー(モニカの兄ロス)、マシュー・ペリー(チャンドラー・ビング)、マット・ルブラン(ジョーイ・トリビアーニ)、リサ・クドロー(フィービー・ブッフェ)の6人が同ドラマのクリエイターを交え、3月下旬に当時撮影が行われていたカリフォルニア州バーバンクのスタジオ「Stage 24」に一夜限りの“再結集”を行う―とされていた。しかしその翌月、カリフォルニア州に「屋内退避指令(Shelter in Place)」が発令され、撮影は延期になってしまった。

その後「HBO Max」開始のタイミングに合わせて収録は5月を目処に調整されたが、新型コロナウイルス感染リスクを考慮し再度延期が決定。先月にはロス役のデヴィッドがあるトーク番組にリモート出演した際に「撮影は8月中旬に予定されている」と明かしてファンを喜ばせたのも束の間、このほど撮影の再延期が発表されたのだ。

このニュースを受け、レイチェル役を演じたジェニファーは『Deadline』の電話インタビューに対し、

「残念だわ。また撮影日を延期しなければならないなんて、本当に悲しい。」
「結局『観客のみんなを前にして、どうやって収録するのか?』ってことね。要するに、今はそれが安全に行えるタイミングではないってことなの。結局そこが一番大切なところだから。」

と再度撮影が延期された経緯を明かした。しかしジェニファーは

「(特別番組は)素晴らしいものになるわよ。だって今のこの状況が、当初よりもエキサイティングで、より面白い番組を制作するための時間を与えてくれたんですもの。」

「だから私は『延期になってよかった』って、あえてこの状況を楽観的に受け止めようとしているわ。」

とポジティブな姿勢を見せ、

「私達はどこにも行かない。悪いけど、あなた達は『フレンズ』を消し去ることはできませんからね。みんなは一生、私達から逃れられないわよ。」

と茶目っ気たっぷりのジョークを放った。

1994年9月から2004年5月の間に計236話が放送され、空前の大ヒットとなった『フレンズ』。2月に特別番組の制作が告知されると、世界中のファンが歓喜の声をあげ、ジェニファーのInstagramには1000万件を超える「いいね!」が集まる結果になった。現時点で新たな撮影日は未定となっているが、安全な状況のもとで撮影が決行される日が一日も早く訪れることを世界中のファンが願っていることだろう。

画像は『Jennifer Aniston 2020年2月21日付Instagram「It’s happening…」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)
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