SBK第3戦ポルトガル:ジョナサン・レイがライバルを寄せ付けずトリプルウインの完全勝利

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2020年08月10日 12:01  AUTOSPORT web

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写真SBK第3戦ポルトガル ジョナサン・レイ(カワサキ・レーシングチーム・ワールドSBK)
SBK第3戦ポルトガル ジョナサン・レイ(カワサキ・レーシングチーム・ワールドSBK)
 8月8日、SBK(スーパーバイク世界選手権)第3戦ポルトガルラウンドは、ポルトガルのアウトドローモインターナショナル・アルガルベでスーパーポール、レース1が開催された。

 3回のフリー走行で総合トップに立ったのはトプラック・ラズガットリオグル(ヤマハ)。ラズガットリオグルは午前中のFP3でトップタイムを記録した。

 スーパーポールは気温28度、路面温度36度のドライコンディションで行なわれ、セッション終盤に1分40秒676を記録したジョナサン・レイ(カワサキ)がポールポジションを獲得。ラズガットリオグルが1分40秒954で2番手、アレックス・ロウズ(カワサキ)が1分41秒074で3番手を獲得した。

 決勝レース1は、気温30度、路面温度44度のドライコンディションで争われ、ポールからレイが好ダッシュを見せてレースをリード。4周目には2番手以下に1秒以上のリードを取ると、その後、単独トップで周回を重ね、終盤には2位以下に約5秒の大差をつけて、今シーズン3勝目を記録した。

 ラズガットリオグルも2番手でレイを追ったものの、その差を縮めることができず、3番手以下にもリードを取って、単独2位で周回を重ね、今シーズン4回目の表彰台を獲得した。

 序盤の3番手争いをロリス・バズ(ヤマハ)がリードしたが、マイケル・ファン・デル・マーク(ヤマハ)、アレックス・ロウズ(カワサキ)、スコット・レディング(ドゥカティ)の4人による接戦が繰り広げられ、ファン・デル・マークが一度は3番手争いの先頭に立ったものの、ラインを外して後退。代わりにレディングが3番手に立ったが、振り切ることができず。中盤すぎには後方からマイケル・ルーベン・リナルディ(ドゥカティ)、トム・サイクス(BMW)もこのバトルに加わる。

 一度は後退していたファン・デル・マークは再び競り合いに加わると、残り8周で再び3番手を奪取。その後、後続とのリードを広げ、そのまま3位でチェッカーを受けた。

 終盤にレディングに競り勝ったロウズが4位でゴール、レディングを交わしてリナルディが5位に入賞し、バズが6位、レディングは7位でゴールとなった。

 8位にサイクス(BMW)、9位にアルバロ・バウティスタ(ホンダ)、10位にユージン・ラバティ(BMW)が入賞。

 最終ラップまで続いたチャズ・デイビス(ドゥカティ)とレオン・ハスラム(ホンダ)は11位争いはデイビスが抑えきって11位でゴール。僅差の12位にはスラムが続いた。

 13位にチャビ・フォレズ(カワサキ)、14位にギャレット・ガーロフ(ヤマハ)、15位にフェデリコ・カリカスロ(ヤマハ)が入賞。

 レアンドロ・メルカード(ドゥカティ)が16位、マルコ・メランドリ(ドゥカティ)が17位、シルヴァン・バリエ(ドゥカティ)が18位でチェッカーを受けた。

 高橋 巧(ホンダ)はスーパーポール21位で決勝に進み、19位でゴールした。ロレンツォ・ガベリーニ(ホンダ)が20位、マキシミリアン・シャイブ(カワサキ)が21位。

 サンドロ・コルテセ(カワサキ)は最終ラップに転倒を喫しリタイア、クリストフ・ポンソン(アプリリア)はピットに戻ってリタイアに終わった。

■王者の貫禄を見せつけたジョナサン・レイ
 翌日9日にはスーパーポールレース、レース2が開催された。

 SBKレース2のグリッドを決めるスーパーポールレースでは、ジョナサン・レイ(カワサキ)が独走優勝。序盤、レイと競り合いを繰り広げたトプラック・ラズガットリオグル(ヤマハ)は中盤すぎから遅れ、単独2位でゴールした。3位にロリス・バズ(ヤマハ)が入賞し、フロントロウを獲得。

 レース2は気温32度、路面温度46度のドライコンディションで争われ、ラズガットリオグルが好スタートで1コーナーにトップで入るが、すぐにレイが逆転。ラズガットリオグルは2周目には、5番グリッドスタートのスコット・レディング(ドゥカティ)にも交わされ、3番手に後退してしまう。

 トップを行くレイは後続を少しずつ引き離し、レディングとラズガットリオグルが2番手を争ったことから、その差は4周目には約1秒と開き、またしても独走。中盤には約2秒、終盤に入ると約5秒とさらにリードを広げ、トップの座を一度も譲ることなく、チェッカーを受け、レース1、スーパーポールレース、レース2と、ポルトガルラウンドでトリプルウインの完全勝利を達成した。

 2番手争いはレディングとラズガットリオグルが激しいポジション争いを展開。ところが、6周目の5コーナーでラズガットリオグルが転倒。これでいったんはレディングが単独2番手となるが、後方から追い上げてきたマイケル・ファン・デル・マーク(ヤマハ)が中盤にはレディングに追いつき、2番手争いを展開。終盤まで続いたバトルは、レディングが抑え、2位に入賞。僅差の3位にファン・デル・マークが入賞した。

 4位にチャズ・デイビス(ドゥカティ)が入賞。5位にアルバロ・バウティスタ(ホンダ)、6位にマイケル・ルーベン・リナルディ(ドゥカティ)7位にトム・サイクス(BMW)が続いた。

 ラズガットリオグル(ヤマハ)は転倒後すぐに再スタート、14番手でレースに復帰すると、その後追い上げ、8位に入賞。9位にフェデリコ・カリカスロ(ヤマハ)、10位にレアンドロ・メルカード(ドゥカティ)が入賞した。

 ギャレット・ガーロフ(ヤマハ)は途中、接触によるコースオフがあったものの、11位に入賞。ユージン・ラバティ(BMW)は1周目の5コーナーで転倒を喫したが、再スタートして12位に入賞した。中盤までデイビス、リナルディと4番手争いを展開していたレオン・ハスラム(ホンダ)は、12周目の5コーナーで転倒。再スタートし、13位に入賞した。マルコ・メランドリ(ドゥカティ)が14位、シルヴァン・バリエ(ドゥカティ)が15位に入賞。

 クリストフ・ポンソン(アプリリア)は16位、ロレンツォ・ガベリーニ(ホンダ)は17位でゴール。高橋 巧(ホンダ)はスーパーポールレースを19位で終え、レース2を19番グリッドからスタートし、18位でチェッカーを受けた。チャビ・フォレズ(カワサキ)はガーロフと8番手を争っていた15周目の1コーナーで接触転倒、再スタートし、19位でゴールした。

 アレックス・ロウズ(カワサキ)は4番手走行中の5コーナーで転倒、再スタートしたものの、ピットに戻ってリタイア。マキシミリアン・シャイブ(カワサキ)2周目の13コーナーで転倒リタイア。フロントロウからスタートしたロリス・バズ(ヤマハ)は4番手走行中の1周目の最終コーナーで転倒を喫しリタイアに終わった。

 今シーズン5勝目を記録したレイがランキングトップに浮上。レディングは4ポイント差のランキング2位に後退した。

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