志村けんさんが好きだった『時代おくれ』を歌い追悼　氷川きよしに「きっと、届いてると思います」の声

NHKホールから8月8日に生放送された『ライブ・エール〜今こそ音楽でエールを〜』で、氷川きよしが初のポップスアルバム『パピヨン-ボヘミアン・ラプソディ-』（6月9日発売）に収録された話題曲『限界突破×サバイバー』及び、河島英五さんの名曲『時代おくれ』を披露した。氷川がインスタグラムでその時の姿とともにステージを振り返ってファンの共感を呼んでいる。

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日本コロムビア創立90周年記念アーティストとして2000年2月2日に『箱根八里の半次郎』でデビューした氷川きよし。ビートたけしと志村けんさんがMCを務めたテレビ朝日系バラエティ番組『神出鬼没！タケシムケン』（1999年4月〜2000年3月）のコーナーに出演しており、同年3月12日に行った氷川神社での『箱根八里の半次郎』ヒット祈願にたけしと志村さんが応援に駆けつけた。さらに『NHK紅白歌合戦』へも2人が応援出演したりと可愛がられたものだ。

今年1月8日放送のフジテレビ系『志村けんのバカ殿様 マツコもサンドも氷川も初笑いSP』にゲスト出演した氷川は、インスタグラムにバカ殿姿の志村さんと並ぶツーショットを公開しており、志村さんが3月29日に亡くなると31日に「ご一緒の時間を過ごせなくなるのはすごく悲しいです。いつも優しくしてくださりありがとうございます。真心と御恩は一生忘れません」と在りし日の姿を投稿して冥福を祈っていた。


『ライブ・エール』では、フジテレビ系テレビアニメ『ドラゴンボール超』の主題歌に起用されて話題になった31枚目シングル『限界突破×サバイバー』を氷川が大好きな真っ赤なエナメルの衣装を着て熱唱。インスタグラムで「ウキウキワクワクして強くなれる様な気がする、自分らしくいれる衣装です！」とそのステージを振り返った。


さらに氷川は、「志村けんさんが大好きだった『時代おくれ』と、二曲歌わせていただきました！」と志村けんさんの追悼企画に触れている。『時代おくれ』（1986年）は2001年4月16日に肝臓疾患のため48歳で亡くなった河島英五さんの代表曲のひとつである。

志村さんが1998年5月16日放送のフジテレビ系『LOVE LOVE あいしてる』（2001年3月終了）にゲスト出演した際、「LOVELOVEな曲」として『時代おくれ』を挙げた。最初に聴いたのは吉幾三がカバーしたバージョンで「いい歌だなと思って、おねえちゃんが居る時にカラオケでよく歌う」と話しており、ステージで吉田拓郎と坂崎幸之助（THE ALFEE）が弾くギターをバックに渋く歌っていた。

『ライブ・エール』の視聴者からは、氷川きよしの投稿に「限サバには度肝を抜かれました〜まさかのあの衣装とは　カッコ良かった　時代おくれはジーンとしました　素敵な時間をありがとうでした」、「時代遅れの時はウルウルして感動しました　時代おくれは好きな曲でアンケートで何度か書いてました」、「志村けんさんが大好きだった時代おくれ、精一杯歌ってる姿を見てこっちまで泣けてきました　きっと、志村けんさん本人にも届いてると思います」などの反響があった。

画像は『氷川きよし / HIKAWA KIYOSHI　2020年3月31日付Instagram「また熊本に行くロケも楽しみにしていました。」、2020年8月10日付Instagram「8月8日土曜日NHK『ライブエール　今こそ音楽でエールを』で大好きな真っ赤なエナメルの衣装を着て「限界突破×サバイバー」を歌わせていただきました！」、2020年1月8日付Instagram「殿!!!」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）