映画『ぶあいそうな手紙』コロナ禍のブラジルで自粛中の監督からメッセージ

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2020年08月13日 01:00  ORICON NEWS

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写真ブラジル映画『ぶあいそうな手紙』(公開中)日本の観客に向けてアナ・ルイーザ・アゼヴェード監督から動画&テキストメッセージが到着(C)CASA DE CINEMA DE PORTO ALEGRE 2019
ブラジル映画『ぶあいそうな手紙』(公開中)日本の観客に向けてアナ・ルイーザ・アゼヴェード監督から動画&テキストメッセージが到着(C)CASA DE CINEMA DE PORTO ALEGRE 2019
 7月18日により公開中のブラジル映画『ぶあいそうな手紙』。当初、4月2日に予定されていたブラジル公開は新型コロナ感染拡大によって延期となり、世界のどこよりも早く劇場公開された日本の観客に向けて、アナ・ルイーザ・アゼヴェード監督から動画&テキストメッセージが到着した。

【動画】映画『ぶあいそうな手紙』監督のメッセージ

 監督は現在、映画の舞台でもあるブラジル南部・ポルトアグレにある自宅で、外出自粛に努めている。テキストでは「日本の映画館が再開し、この映画が公開されると聞いて、とてもうれしく思いました」とコメントを寄せ、動画では「皆さんが映画を気に入って下さるようブラジル南部から祈っています。映画館を出る時、幸福を感じる映画です」とメッセージを寄せている。

 同映画は、老境で目が見えなくなった78歳の頑固老人・エルネストが、ひょんなことで知り合った23歳のワケあり娘ビアに、手紙の読み書きを頼むことから動き出すストーリー。ワケありのビア、唯一心を許せる隣人ハビエル、昔の友人の妻ルシア、折り合いの悪い息子のラミロ。心を正直に伝えられないエルネストが最後に宛てた手紙の相手とは?

 エルネストを演じるのは、東京国際映画祭グランプリのウルグアイ映画『ウィスキー』の名優ホルヘ・ボラーニ。ブラジル音楽のレジェンド、カエターノ・ヴェローゾの名曲も効果的。映画『苺とチョコレート』(1993年)のセネル・パスが脚本協力で参加している。

■テキストメッセージ全文
 この映画は4月にブラジルで劇場公開されるはずでした。しかし、世界中に拡大したパンデミックにより延期になりました。ブラジル公開もアメリカ公開も今はめどが立っていません。そんな中で、日本の映画館が再開し、この映画が公開されると聞いて、とてもうれしく思いました。世界のどこよりも早く日本で劇場公開されるのです。

 私はこの映画で「あなたはどんな老いを生きたいのですか」と問いかけたいと思いました。若い方には、まだまだ「老い」なんて先の話だと思うでしょう。けれど、「あなたは本当はどう生きたいのですか」という問いであればどうでしょう。
映画の中でエルネストとビアは変わります。それは、それぞれの可能性の発見なのです。

『ぶあいそうな手紙』監督 アナ・ルイーザ・アゼヴェード


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