レッドブル・ホンダF1のフェルスタッペン「スペインでメルセデスとどういう戦いができるか楽しみ」

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2020年08月14日 10:01  AUTOSPORT web

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2020年F1第6戦スペインGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンとアレクサンダー・アルボンが、2020年F1第5戦70周年記念GPを振り返るとともに、第6戦スペインGPに向けた心境を語った。

 メルセデスが序盤4戦を制してきたが、第5戦でフェルスタッペンがF1でのキャリア9勝目を挙げ、メルセデスの連勝を止めた。

「僕たちとホンダにとって、先週末のレースで勝ったことは大きな成果だった」とフェルスタッペンは、シルバーストンでの70周年記念GPにおける自身の優勝について語った。

「素晴らしい結果だったし、少し予想外だった。でもいったんレースが始まったら、僕たちのペースがすごく速いことがすぐに分かった。この結果には本当に満足だ。ひとつの目標に向かってプッシュを続ければ、大きな結果を得ることが可能だということが証明された」

 戦いは今週末のスペインで再開される。フェルスタッペンは、レッドブルに昇格直後の初レースだった2016年スペインGPで優勝している。

 フェルスタッペンは、シルバーストンと比較して、バルセロナ-カタロニア・サーキットではマシンがどのようなパフォーマンスを見せると考えているだろうか?

「ここは違うコースだ」とフェルスタッペン。
「だからメルセデスに対して僕たちがどれだけ競争力を出せるか、気温の影響が皆にどういう影響を及ぼすかを見ていこうじゃないか」

「バルセロナのコースもかなりタイヤには厳しい。暑さのなかどれだけもたせられるか分からない。未知のことがたくさんあるんだ。ここでレースをするのはいつもなら1年のもっと早い時期だからね。でもとても楽しみにしているし、先週末に優勝した後だけに、早くコースに戻りたくて仕方ない」


 フェルスタッペンのチームメイトのアルボンは、70周年記念GPで強力なレースをし、9番手スタートから5位を獲得した。

「満足している。なぜなら先週末はチームとして一歩前進できたと思うからだ。それだけではなく走行中のマシンの感じも多少良くなった」とアルボンは語った。

「シルバーストンで2週連続でレースをしたことで、すべてのことについて直接1週目と2週目で比較することができた。そういう意味で、間違いなく助けになった。それに2週目の方がマシンの感触がはるかに良くなったのは、とても素晴らしいことだ」

「もちろんまだやる必要のある仕事は残っているし、それは突然成し遂げられるようなことではない。でもプッシュを続けて、パッケージからもっとパフォーマンスを引き出し、さらにマシンの感触を良いものにしていくよ」

 スペインGPの舞台バルセロナは、プレシーズンテストの開催地でもある。

「バルセロナへ戻ることで重要なのは、マシンについて何を期待できるか、多かれ少なかれ分かっていることだ」 とアルボンは言う。

「マシンの開発が進んだことは間違いないので、プレシーズンテストの時とはもう違うものだ。同じ特性を維持してはいるだろうけどね。さらに多くの問題を解決してきたから、マシンは2月(のプレシーズンテスト)の時よりもずっとよくなっている。だから今週末は、パッケージをプレシーズンテストの時と比較するのではない。先週末のシルバーストンより改善するために、引き続き努力していく」

「(スペインで)予想外のことを目にするとは思わない。今シーズンのここまでのレースから、皆のポジションがおおよそ分かった。チームとしては、どこで僕たちが強いか、どこで改善できるかということを認識している。データのうえでは、バルセロナでのプレシーズンテストでは、優れたパフォーマンスを発揮できた。でもそれは随分早い時期のことだし、他のすべてのチームが改善してきている」

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