75回目の終戦記念日「究極の理想の夢」を願うSUGIZOの歌声に「全人類へ届け」の声

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2020年08月15日 18:52  Techinsight Japan

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広島平和記念資料館を十数年ぶりに訪れたSUGIZO(画像は『SUGIZO 2020年8月6日付Instagram「2020年8月6日。」』のスクリーンショット)
75回目の終戦記念日にあたる8月15日にはテレビ番組で『終戦75年スペシャル第1部・女性たちの8・15 第2部・綾瀬はるか「戦争」を聞く』(TBS系)などの特集が組まれたり、SNS上でも「戦争」について考える多くの声が見受けられた。そんななかLUNA SEAやX JAPANのギタリストで音楽プロデューサーのSUGIZOが公開した動画が共感を呼んでいる。

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1945年(昭和20年)8月15日に玉音放送で第二次世界大戦における日本の終戦が伝えられたことから、この日が終戦記念日とされる。

美容家でタレントのIKKO(58)が、Twitterで合掌して祈る姿とともに「今日8月15日は、終戦の日です。75回目の終戦記念日。改めて平和を願わせていただきました」と投稿すれば、女優でタレントの東ちづる(60)は「たくさんの人が『戦争』についてTweetする日になればいいな…『戦争』を検索したり思索したりする日になればいいな。それは『平和』を考えることだから」とつぶやいている。

また元プロサッカー選手の鈴木啓太さん(39)が「経験してないけど、戦争の話は祖母から聞いていました。その歴史の上に今がある」と先人に感謝して次の世代に伝えることの大切さについてツイートしたように、戦争体験者が高齢化するなか「戦争の話」を聞いた世代が引き継いだ役割は大きい。

お笑いタレントのスマイリーキクチ(48)は、Twitterで「ガキんちょの頃、ばあちゃんがよく玉子焼きを作ってくれまして」と祖母からよく聞いた「戦争の時はな、この卵1つ食えねぇんだから、虫だって何だって食うんだぞ。だから戦争なんかするなよ。他の国とケンカすんな、仲良くしとけ」という話を紹介して「今の当たり前が当たり前じゃない時代があった」と終戦記念日に思いを馳せていた。

そんななか、音楽プロデューサーのSUGIZO(51)は「2020年、終戦の日。全ての犠牲となった尊い命に心から哀悼の意を表します」というメッセージとともに「75回目の8月15日、世界への思いを歌いました。夢の詩です。ただの夢です。でも究極の理想の夢です」と自らギターを弾いて歌う動画を公開した。

1960年代に活躍した米国のフォークシンガー・Ed McCurdy(エド・マッカーディ)による楽曲『Last Night I Had the Strangest Dream』をカバーしたもので、SUGIZOが訳詞やアレンジを手掛けて自ら歌っている。

Twitterでは日本語と英語でメッセージを送っており、YouTubeで公開した動画『SUGIZO / Last Night I Had The Strangest Dream 2020』は英語の歌詞が映し出されるので、海外からも反響があった。

SUGIZOのレアな歌声に「This is probably the first time I’ve heard SUGIZO sing himself.」や「歌ってる…嬉しい 泣ける」という反響があったのをはじめ、その歌詞の内容に「あー涙が出てくる。この歌よ、国境を越えて世界へ、そして全人類へ届け」、「戦争戦いからは何も生まれない。ちっぽけな地球っていう星で何をしてるんだ」、「当たり前の平和 平和ボケしてる日本人 世界ではまだ戦争、紛争が 平和について終戦記念日にもう一度考えよう」などのコメントが寄せられた。



画像は『SUGIZO 2020年8月6日付Instagram「2020年8月6日。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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