終盤にオコンがクラッシュ。マグヌッセンとの一件は審議に【タイム結果】F1第6戦スペインGPフリー走行3回目

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2020年08月15日 20:31  AUTOSPORT web

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2020年F1第6戦スペインGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2020年F1第6戦スペインGPのフリー走行3回目が行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムをマークした。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは3番手、アレクサンダー・アルボンは9番手となっている。

 気温30度、路面温度43度、ドライコンディションでセッションがスタート。セッションが始まってからハースの2台、カルロス・サインツJr.(マクラーレン)が1周だけ走行したが、その後しばらくは誰もコースに出なかった。

 開始から9分ほど経ったところでランド・ノリス(マクラーレン)がコースイン。その後開始20分を迎える頃には、ミディアムやソフトタイヤを履いたマシンが続々とコースへ出て行った。

 序盤は1分19秒台のタイムが並ぶなか、ミディアムを履いたシャルル・ルクレール(フェラーリ)が1分18秒950をマーク。メルセデス勢はソフトのバルテリ・ボッタス(メルセデス)が1分17秒971を記録してトップに立ち、チームメイトのルイス・ハミルトンが0.3秒遅れの2番手につけた。

 セッションの折り返しを前にレッドブル勢がコースイン。フェルスタッペンはソフトで1分18秒487、アルボンはミディアムで1分19秒182、それぞれこの時点で3番手と6番手。その後フェルスタッペンは1分18秒160までタイムを縮めている。

 2セット目のソフトタイヤを投入したノリスは、タイムロスがありつつも1分18秒858をマークして4番手に浮上。チームメイトのサインツJr.は1分18秒046で2番手に躍り出た。フェラーリ勢もタイムを更新してルクレールが1分18秒193と5番手、セバスチャン・ベッテルが0.5秒遅れの1分18秒707と6番手につけた。

 ハミルトンも新品ソフトを履き、トップに立っていたボッタスを上回る1分17秒222を記録。終盤は各車アタックを行っており、セルジオ・ペレス(レーシングポイント)がフェラーリ勢を上回る1分18秒096と5番手タイムをマークした。

 残り時間2分を切ろうかという頃、ルノーのエステバン・オコンがターン4の手前でクラッシュを喫した。コース上でマシンを止めており、マシンからはフロントウイングが脱落している。オコンの車載カメラの映像を見ると、オコンは背後に迫ったケビン・マグヌッセン(ハース)を前に行かせたものの、前に出たマグヌッセンがオコンの目の前に入り込んだ。その直後マグヌッセンが減速したようで、オコンも減速してマグヌッセンを回避しようとしたものの、スピンを喫してウォールにヒットしてしまったようだ。

 コース上でオコンのマシンがストップしてしまったこともあり、セッションは赤旗中断。そのままセッションは終了となり、トップはハミルトン、2番手ボッタス、3番手は1分17秒737までタイムを縮めたフェルスタッペンというトップ3だった。

 なおオコンとマグヌッセンの件については、審議が行われることになっている。

■2020年F1第6戦スペインGPフリー走行3回目 リザルト
Pos.No.DriverTeamTimeLaps144L.ハミルトンメルセデス1'17.22212277V.ボッタスメルセデス1'17.37313333M.フェルスタッペンレッドブル・ホンダ1'17.73710455C.サインツJr.マクラーレン1'18.04618511S.ペレスレーシングポイント1'18.09616616C.ルクレールフェラーリ1'18.19315710P.ガスリーアルファタウリ・ホンダ1'18.21113818L.ストロールレーシングポイント1'18.30916923A.アルボンレッドブル・ホンダ1'18.37113103D.リカルドルノー1'18.384121131E.オコンルノー1'18.60218125S.ベッテルフェラーリ1'18.70715138R.グロージャンハース1'18.71014147K.ライコネンアルファロメオ1'18.72111154L.ノリスマクラーレン1'18.803231626D.クビアトアルファタウリ・ホンダ1'18.852151720K.マグヌッセンハース1'18.940151899A.ジョビナッツィアルファロメオ1'19.175131963G.ラッセルウイリアムズ1'19.29716206N.ラティフィウイリアムズ1'19.76416

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