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話題になった動画は現地時間8月16日、ドナルド・トランプ大統領（74）とファーストレディのメラニア夫人（50）が大統領専用機「エアフォースワン」から降りてくる様子を動画に収めたものだ。トランプ大統領はメラニア夫人の手を取ろうとするが、そのアプローチを夫人は執拗に拒否。エルメスのバーキンを意地でも手放さないようにする滑稽な場面が映っている。
この動画をR＆B歌手リアーナが、Twitterに「メラニアは“アート”が好き」と記して17日に投稿した。「＃78days」というハッシュタグを付けているが、これは11月3日の大統領選挙までの日数をカウントしたものだ。リアーナのいう“アート”とは、数日前にInstagramで本人らしき人物が車に「FUCK TRUMP（ファック・トランプ）」とスプレーでペイントした写真をアップし、ただ一言「アート」と記していた。どうやらリアーナは「メラニア夫人はトランプ氏を嫌っている」と伝えたかったようで、ファンらも「私達は彼女（メラニア夫人）を救わなければいけない」「滑稽！」とジョーク交じりのコメントを寄せている。
さらにラッパーの50セントも「メラニアはトランプの手を握りたくないようだ（笑）」とコメントして、同動画をInstagramにシェアした。これにラッパーのスヌープ・ドッグも反応せずにはいられなかったようで、「辛いね」とハートが割れた絵文字を付けてコメントを残した。なお50セントの投稿には「彼女は誰もが嫌うようにトランプを嫌っている」という反トランプ派の意見もあれば、「スカートが風で捲れそうになっていたからトランプ大統領の手を取らなかっただけ。これはフェイクニュースよ」という声も見受けられた。
ちなみに英メディア『Mirror』では、このトランプ夫妻の動画をボディランゲージ専門家のジュディ・ジェームズ氏（Judi James）に検証してもらい、夫妻の行動心理をこう説明している。
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「彼はロマンチックに振舞おうとしましたが、この行動はメラニア夫人には効果がなかったようです。彼女は階段を降りる時に手を繋ぐのを避けているように見えますが、片手にバッグを持っているだけでなく強風に煽られているので、スカートを押さえなければならなかったのでしょう。メラニア夫人が階段を降りるスピードが速いため、頑なに拒否しているかのようにも見えますが、実際はそういうわけではないと思います。」
メラニア夫人がトランプ大統領の手つなぎを拒否した理由は夫を嫌っていることではなかったようだが、世間は夫妻のやりとりに過敏に反応し、メラニア夫人の行動に様々な憶測が飛び交ってしまったようだ。
画像は『Rihanna 2020年8月17日付Twitter「Melania likes art.」』『badgalriri 2020年8月16日付Instagram「art.」』『50 Cent 2020年8月17日付Instagram「she don’t want to hold his hand.」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部 MIE）
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