ケリング(KERING)が、傘下のスイス時計ブランド「ユリス・ナルダン(Ulysse Nardin)」と「ジラール・ペルゴ(Girard Perregaux)」の従業員約100人を解雇すると複数の海外メディアが報じた。 報道によると、新型コロナウイルス感染拡大に伴う店舗の営業停止および売り上げの低迷により、ブランドの全従業員のうち約4分の1にあたる人員の削減に至ったという。両ブランドは先月スイスで開催した時計見本市「ジュネーブ・ウォッチ・デイズ 2020」にも参加していたが、ケリングの2020年上半期における時計ブランドおよび「ブリオーニ(Brioni)」の部門で2億100万ユーロ(日本円で約251億9000万円)の減損損失を計上するなど業績が悪化している。 関連記事 ケリングが製品テストのための研究所を伊トスカーナ州に開設、持続可能性や品質を検査
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