OWV 本田康祐、“世界のホンダ”になる日も近い? 日プ時代から見せてきたリーダーシップと実力

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2020年09月13日 12:01  リアルサウンド

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OWV『UBA UBA』

 JO1を生み出したことでも知られるサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101JAPAN』。ついにここから新たに期待の新グループ・OWV(オウブ)が輩出されることとなった。OWVを構成するのは本田康祐、中川勝就、浦野秀太、佐野文哉の4人。グループ名の由来は“Our only Way to get Victory”で、「勝利を掴む僕たちだけの道〜 誰にも真似することのできない唯一無二のグループとなり、この世界で勝利を掴む」という意志が込められている。待望の1stシングル『UBA UBA』を9月30日にリリースすることを発表しているが、グループ結成決定時からすでに大きな話題を呼んでいた。


(関連:OWV 本田康祐、中川勝就、佐野文哉、浦野秀太……年内デビューを前にそれぞれの強みとキャラクターをおさらい


 メジャーデビューを迎えるにあたり、OWVのメンバーの魅力を1人ずつ掘り下げていきたい。初回となる今回は「アニキ」というあだ名でみんなから慕われる本田康祐からスタート。


 本田康祐は1995年4月11日生まれのグループ最年長25歳で、福島県出身。『PRODUCE 101 JAPAN』でも最後の20人まで残った実力派で、番組出演以前はダンサーとして活躍し振り付けの制作なども行なっていた。


 番組内では浦野秀太、白岩瑠姫、三井瞭と共に4人組ユニット・反逆のプリンスとして登場した。ぱっと見のクールな印象とは裏腹に、「101の本田から世界のホンダへ乗らない?」というキャッチフレーズを掲げたり、1分間PRでは一人二役で寸劇風の自己紹介をするなど一風変わった一面もある。


 また、本田は自他ともに認めるリーダー気質。『PRODUCE 101 JAPAN』では練習生から“頼れるアニキ”とされるなど他のメンバーを引っ張っていく能力を見せた。


 そのイメージ通り番組内のポジションバトルやグループバトルでもリーダーを務め、第4話のポジションバトルではそのリーダー性を大いに感じさせた。自分と白岩以外はFクラスのダンス未経験者という構成になってしまう厳しい展開の中、「他のメンバーも巻き込んで上に上がる」という強い意志とともにチームを牽引。その決意のために厳しい練習を強いることになるが、最終的にはFクラスにいたチームメイトにも「本田くんのために勝ちたい」とまで思わせる固い絆と信頼関係を築きあげた。


 彼のその性格はOWVとしてのデビューが決定した今ももちろん健在で、本人もインタビューではOWVの中での個人目標として「OWVの一員としてみんなを引っ張れる存在になりたい」と語っているほど(参考:モデルプレス)。


 本田の魅力はこうした内面もさることながら、パフォーマーとしての実力にも見ることができる。もともとダンス&ボーカルユニットの一員として活動していただけあり、歌唱力にもダンスの実力にも定評がある。持ち味であるしなやかな動きは大人数の中でも光って見える。


 また、9月5日の『東京ガールズコレクション2020 AUTUMN/WINTER ONLINE』では「ARTIST LIVE」に出演し、デビュー曲「UBA UBA」そしてカップリング曲「BE ON TOP」「So Picky」の2曲も披露したのだが、「So Picky」の振り付けを本田が担当したということは注目すべきポイント。“OWVの本田康祐”としても変わらずその実力を見せていってくれるようだ。


 多方面に魅力を爆発させる本田康祐。グループに欠かせない精神的支柱の役割も果たしながら、パフォーマンス面でもその才能を見せつける。


 JO1としてのデビューは叶わず多くの惜しむ声が聞こえたが、今回OWVとしてデビューし、花を咲かせることになる。『PRODUCE 101 JAPAN』では見られなかったさらなる魅力を見せていくであろう本田康祐が、“世界のホンダ”になる日もそう遠くはないだろう。(フルヤトモコ)


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