多部未華子、感情を繊細に演じ分ける“すごみ” 現代女性像をリアルに体現

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2020年09月20日 09:00  ORICON NEWS

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写真映画『空に住む』の場面写真が解禁(C)2020 HIGH BROW CINEMA
映画『空に住む』の場面写真が解禁(C)2020 HIGH BROW CINEMA
 女優の多部未華子が主演を務め、青山真治監督の7年ぶりの長編映画『空に住む』(10月23日公開)。本作から、多部がリアルに体現した現代女性像の場面写真が20日、解禁になった。

【別カット】少し疲れた表情で電話をする多部未華子

 本作のストーリーの原点は、作詞家・小竹正人が手掛けた同名の小説。多部が演じるのは、両親が急死し孤独を抱える主人公・直実。叔父夫婦の計らいで大都会を見下ろすタワーマンションの高層階に住むことになり、長年の相棒・黒猫のハルとともに暮らす。人間関係は良好で仕事も順調だが、心には穴がぽっかり空いたまま。誰にも言えない孤独を抱え、悲しくても泣けない、感情を出すのが苦手なキャラクターを演じている。

 今回解禁された場面写真は、感情の起伏が表に出にくい直美の思いを、繊細に演じ分ける多部の“すごみ”がわかるもの。少し疲れた表情で電話をする姿。暗闇の中で悲しげな表情を浮かべ遠くを見つめる姿。涙を流したくても泣けない複雑な感情を細かい表情の変化で表している。

 多部は「青山真治監督の描く作品の空気は、参加した私にも言葉にできないとても独特な世界観でした」と振り返り、直美という等身大の女性をリアルに演じることを意識。そして、叔父(鶴見辰吾)や叔母(美村里江)の前では明るい表情を見せ、後輩・愛子(岸井ゆきの)の前では真剣に、人気俳優・時戸森則(岩田剛典)の雑誌を見るときは可愛らしい姿を見せるなど、人間味あふれる姿を表現している。

 1日に好評のまま最終回を迎えたTBS系連続ドラマ『私の家政夫ナギサさん』の主人公・メイとは違った直美というキャラクター。不器用ながら前へ進む彼女は、悩みを抱える現代女性の背中をそっと押してくれる“エール”のような存在だ。
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