「ひとりでキャンドルを灯してディナーを食べたよ」アルボン、F1初表彰台後の“寂しい”お祝いを明かす

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2020年09月23日 15:01  AUTOSPORT web

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2020年F1第9戦トスカーナGP表彰式 ルイス・ハミルトン(メルセデス)、バルテリ・ボッタス(メルセデス)、アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、遅すぎたかもしれないF1キャリアでの初表彰台をムジェロで行われた第9戦トスカーナGPで獲得したが、レース後は、浮かれた状況とは程遠かったことを明かした。

 ムジェロの表彰台でアルボンはマスクを着用し、横にいる勝者のルイス・ハミルトン(メルセデス)と、2位のバルテリ・ボッタス(メルセデス)とともにシャンパンをかけあった。だがそれが24歳のアルボンにとってのお祭り騒ぎの最高潮で、他に派手なアフターパーティのような祝賀が続くようなことはなかったのだ。

「ひとりでキャンドルを灯してディナーを食べたよ」とアルボンは『F1 Nation』のトム・クラークソンに語った。

「文字通り、自分にTボーンステーキとティラミスをご馳走したんだ。その後寝たよ。とてももの悲しかった」

「月曜日はゴーカートのコースでのフィルミングデーがあったから、そのままイタリアに滞在しなければならなかった。週末中滞在していたムジェロのホテルに泊まっていたよ。完全にひとりでね……。実は隣にはカップルがいたんだけど、彼らは僕のことなんか知らなかったよ!」

 アルボンのためのレース後のパーティはなかったが、イタリアでの偉業が無視されたわけではなく、あの結果はまさに正しいタイミングで出たのだ。

「正直言って良い気分だよ。僕はハッピーだ。表彰台を獲得するチャンスは何度かあった。これより早く獲得したかったのは間違いないけれど、それでもいいものだよ」

「タイミングも良かった。正直な話、大きな話題になったりしたからね」

「あれは自分のなかでもかなり良い走りのひとつだったと言える。土曜日のマシンは、僕のアキレス腱のようだった」

「でもマシンにアップデートが行われて、土曜日の感触はますます良くなった。さらに自信がついてマシンと調和していると感じた。それが日曜日にはさらに良くなったんだ。まさにムジェロは本当に良いレースだったよ」

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