稲垣吾郎の「こだわりすぎないのが、僕のこだわり」“新しい日常”を明かす

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2020年09月23日 16:00  週刊女性PRIME

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週刊女性PRIME

稲垣吾郎 撮影/廣瀬靖士

 新しい地図として出発して間もなく3年。新作のドラマや映画の公開が控えるなど、ますます活躍を見せる3人。ここでは、11月公開の映画『ばるぼら』がすでに話題となっている稲垣吾郎さんに近況を伺いました!

芝居に向き合う季節が
訪れているのかも

――コロナの新しい日常、どんなふうに過ごしていますか?

「特に変わらないかな。料理も自分でしますけど、誰かのために自分で作らなきゃいけないわけでもないから、ときには買ってきたりもするし(笑)。でも健康には気をつけていますね。睡眠と食事は自分を作るものだから丁寧にしていかないとね。いちばん大切にしています。できるだけ12時に寝て朝は6時に起きる。早起きしたほうがやっぱり体調がいいですね

――規則正しい生活ですね。

「僕、こだわりが強いように見られるんだけど、基本的には決め事は作らないんですよ。寝る時間も絶対じゃないし。こだわりすぎないのが僕のこだわりかな(笑)。あとは、自重を使ったトレーニングや、ウォーキングをしています。身体を動かすと心がリフレッシュされるでしょう? 人間って不思議だなあって思います」

――最近、印象的だった出来事はありますか?

「8月に人生初の朗読劇をやりました。舞台は昔から好きだったんですけど、朗読劇は全く初めてで、舞台とはまた違う醍醐味がある。シンプルに声だけで伝えるということで、より、その世界に入っていくことができるんです。自分の心の中を声にのせて伝えるような面白さがありました」

――舞台や映画とはまた違う面白さでしょうか。

「俳優って、そもそも台本の世界に入っていくものだから、朗読劇で、よりその世界に肉迫できたような気がするんです。奏者にとっての楽譜と同じですよね。研ぎ澄まされた演技の世界の中で、新しい役者としての扉が開くような感じ。とても楽しかったし勉強になりました。これからの仕事にとっても収穫が大きかったですね。今回は50分を2ステージだけだったから、もうちょっとやりたかった。年末に舞台もあるし、芝居に向き合う季節が僕に訪れているのかもしれません

映画ファンとしても好きな映画
「映画『ばるぼら』が11月に公開されます。セットや美術など、作品の世界観がとても心地のいい空間で、僕が好きな美的センスというか、ぴったりと僕に合う空間の中で映画を作ることができて、とても居心地がよかった。手塚眞監督も、撮影監督のクリストファー・ドイルも、映画ファンとしての僕にとって影響を受けた方たち。いち映画ファンとしても大好きな作品。僕も公開が楽しみです」

19年ぶりのフォトエッセイ
「それなりの年齢になってきたので、自分が幸せだと思えることを生活に取り入れていきたい。僕の好きなこと、インスタグラムで発信している花についてや、料理のことなど、僕の今が現れていると思います。タイトルは『Blume』(ブルーメ)、ドイツ語で花。フランス映画やイタリアのファッションなどヨーロッパに憧れがあるんですけど、ドイツは特に気になります。アート、車、カメラ、ファッション、音楽。重厚感があって無骨な感じが好きですね」

スポーツといえばゴルフ!
「ゴルフってスポーツというより、散策というニュアンスが近いですよね。技を磨き上げていく感じもいいし、自分との戦いでもある。道具やファッションにこだわるのも楽しい。1年くらい行ってないけど、両親ともたまにゴルフに行っていました。年齢関係なく楽しめるのもいいですよね。それに、根を詰めてやるとスコアが上がるでしょう? 集中してやっていたときは、70台とか80台で回っていたこともあります」

文/太田美由紀、花村扶美


スタイリスト/黒澤彰乃


ヘアメイク/金田順子

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