箱根の源泉を使った温泉旅館「由縁別邸 代田」が開業、五感で楽しむ温浴施設に

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2020年09月24日 21:22  Fashionsnap.com

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UDS社が、9月28日に開業する「由縁別邸 代田」の内部を公開した。小田急電鉄が推進する小田急小田原線の東北沢駅〜世田谷代田駅間の開発エリア「下北線路街」の施設のひとつとして運営。UDS社が手掛ける新宿と札幌の温泉旅館「由縁」と比べ、地域性を取り入れた和モダンな施設に仕上げた。  由縁別邸 代田は小田急小田原線 世田谷代田駅から徒歩1分の場所に位置し、延床面積は約1999平方メートルで、総客室数は35部屋。景石や建具の一部を100年以上の歴史を持つ世田谷の茅葦屋敷から譲り受け、日本の古き良き旅館の作りを踏襲しつつ、現代の建築技術と融合したという。  男女共通で、露天風呂には箱根にある「小田急 山のホテル」の自家源泉「芦ノ湖温泉 "つつじの湯"」を採用。富士山麓の湧水池「忍野八海」で録音した水の音を流し、リラックスできる空間を演出した。大浴場には中庭を設け、一部エリアのみ水が流れる環境音が聞こえる仕様で、外にいるような環境となっている。女湯のサウナはアーティストの和泉侃が調香した同館オリジナルのアロマを焚いたミストサウナで、男湯は一般的な乾式サウナを設置。男湯の水風呂の浴槽は御影石をくり抜いた特別なデザインとなっている。  客室タイプはスタンダード(1万7000円)やデラックスタイプ(2万2000円)、庭付きタイプ(1万8000円)、露天風呂付きタイプ(2万7000円〜)、メゾネットタイプ(1万9000円〜※いずれも2人利用時の価格)など7種類を用意。客室内の茶菓子の外箱や受け皿をオリジナルで作っており、お茶は同館限定のブレンドを採用し、茶器も独自に制作した。飲食施設は代田エリアで晩年を過ごしたと言われる歌人 斎藤茂吉の料理歌集「つきかげ」から命名した「割烹 月かげ」と「茶寮 月かげ」の2つを展開。割烹 月かげでは旬の食材を使ったコース料理を提供し、酒類は国産のものから厳選する。茶寮 月かげは代田エリアでかつて茶業が盛んであったことにちなみ、茶にフォーカスしたメニューを揃える。なお、地域住民の憩いの場となるべく、日帰り温浴と飲食のみのセットプランも用意(2700円〜)する。なお、2021年春には、アロマトリートメントを実施するスパ「SOJYU spa」と、同館最大の客室の2つの離れが開業予定だ。 ■由縁別邸 代田オープン日:2020年9月28日(月)住所:東京都世田谷区代田2-31-26敷地面積:約1753平方メートル建築面積:約1085平方メートル延床面積:約1999平方メートル公式サイト

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  • ミヤネ屋でやっていたけど、隠れ家にはいいですよね。
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