カラテカ入江、極楽とんぼ山本の“男気”に涙　背中を押され「前を向いて頑張ります」

カラテカの入江慎也は、2019年6月に発覚したお笑い芸人による闇営業問題で反社会グループに所属タレントを仲介していたとして同年6月4日付で吉本興業から契約を解除された。このたび極楽とんぼの山本圭壱が運用するYouTube「けいちょんチャンネル」にその入江が登場したが、当初は山本が吉本所属なのを気にして躊躇していたという。それでも入江はやがて山本の誠意を感じて涙した。

芸能界を引退した入江慎也は、今年の夏に清掃会社「株式会社ピカピカ」を設立した。それを知った山本圭壱が「うちのエアコンを掃除してよ」と依頼した際にYouTube用の撮影についても確認したところ、入江が「吉本さん大丈夫ですか？」と気にしたという。

山本が「一生懸命、一般としてやっているんだから。吉本さん大丈夫とかじゃなく、絶対大丈夫だから！　是非やってくれ！」と説得して、入江が引き受けたことでYouTube登場となった。

「極楽とんぼ山本圭壱 けいちょんチャンネル」で9月22日に公開された動画『【再会】カラテカ入江に掃除をお願いしたらいろいろあって入江が泣いたよ【号泣】』からは山本と入江の絆が垣間見えた。

山本は自宅でカラテカ入江に向けて「以前は『軍団山本』で遊ぶ時によく参加していたもんだよな」と懐かしんでいると、入江は「あの〜エアコンはどちらですか」と雑談に耳を貸す暇もないほど忙しく動いた。

周囲が汚れないようにエアコンをビニール袋で養生して分解、清掃する姿に「本格的だね」と山本が感心すると、入江はアルバイトで1年間修行して技術を身につけてから独立した経緯を話し、手際の良さを実感した山本は浴室掃除を追加していた。

全ての作業を終えて施行料金を告げる入江に、山本は「お釣りは要らない、祝儀だ、頑張り代で」と札束を手渡した。

「本当にいいんですか。すみません、本当にありがとうございます」と頭を下げて恐縮する入江に、山本は「我々みたいな〇〇モンは頑張るしかないから」と言葉をかけ、顔をくしゃくしゃにしながら涙する入江を「胸張って」と励ましたのである。

そんな山本圭壱は、かつて10代の少女と飲酒及び淫らな行為があったことで2006年7月に吉本興業から契約解除された後、示談が成立して同年10月に不起訴処分となった過去を持つ。フリーでの活動を経て2016年11月20日に吉本興業への復帰を発表。2017年3月にYouTubeチャンネルを開設した。

カラテカ入江はSNSで9月23日、「山本さんは若手の三年目ぐらいからずっとお世話になっている先輩です」、「最後に素敵なお言葉をいただきました。涙を我慢出来ませんでした」、「セカンドキャリア 前を向いて頑張っていきます」とコメントしている。

また山本のYouTube動画を見た人からは「吉本所属が入江さんと動画撮るの簡単ではないと思う。そして見返りもない。男だな。山本さんくそかっこいい!!」、「けいちょんも触れてはいけない『例のあの人』みたいになってたから、入江さんにも優しくできるんだろうな笑　けいちょんにしかできないことだから、最高だよ」、「けいちょんの胸はってって言葉に涙がでました」などの反響があった。

画像は『カラテカ入江　2020年9月23日付Instagram「極楽とんぼの山本さんにエアコンと浴室の清掃のご依頼をいただき、ピカピカチームで行かせてもらいました。」、2020年9月22日付Instagram「インスタグラムのフォロワーさんから、DMをいただきました。」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）