中上「Q2では新品タイヤが1本しかなく11番手がやっとでした」/MotoGP第9戦カタルーニャGP予選

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2020年09月27日 12:31  AUTOSPORT web

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2020年MotoGP第9戦カタルーニャGP 中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)
2020年MotoGP第9戦カタルーニャGPの予選でLCRホンダ・イデミツの中上貴晶は11番手に入った。

 初日のフリー走行で5番手につけた中上は、FP3で転倒を喫し総合15番手にダウン。予選Q1から挑むことになった。

 Q1は1分39秒547の自己ベストタイムをマークして2番手に入り、Q2へと進出した。しかし、Q1で新品タイヤを2本を使用したことで、Q2では新品タイヤを1本しか使えなかったため、タイムを伸ばせず1分39秒713の11番グリッドとなった。

 中上は決勝に向けて重要なセッションとなるFP4で1分40秒台から41秒台前半のタイムで周回を重ねている。決勝のタイヤ選択は難しい状況だが、イタリアのミサノ同様、追い上げのレースが期待される。

■LCRホンダ・イデミツ
中上貴晶 予選:11番手
「FP3では最後のアタックでタイムを更新しようとがんばりましたが、2コーナーで転倒してしまいました。フロントタイヤを十分温めきれなかったからです。この転倒でトップ10に入れるチャンスを逃し、Q1からのスタートになりました。チームに申し訳ないと思っています」

「Q1は思った通りに走れたしラップタイムも満足いくものでした。今週末の自己ベストで、とてもポジティブでした。しかし、Q2では新品タイヤがほかのライダーが2本あったのに対して、Q1からスタートした僕には1本しかありませんでした。そのため11番手がやっとでした」

「午前中に転倒していたこともあり、状況もあまりよくありませんでしたが、それでも11番手はそれほど悪くありません。1番の問題は決勝に向けてのタイヤマネジメントですが、このサーキットはとても長いので難しいです。でもFP4ではいいペースがありました。これはいい兆候です。ベストを尽くします。うまくいけば、いいポジションを獲得することができると思います」

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