【今週の気になるニュース】計画を前倒しで開催予定のF1サウジアラビアGP。背景にブラジルGP問題

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2020年10月20日 14:41  AUTOSPORT web

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写真2019年F1第2戦バーレーンGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)
2019年F1第2戦バーレーンGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)
 コロナ禍で始まった2020年シーズンも全17戦中11戦が終了し、残すは6戦となった。そんななか、提携している『f1i.fr』の情報を元に、オートスポーツWebが10月17日に2021年のカレンダー案を報じた(「2021年F1カレンダー案が明らかに。バーレーンで開幕、サウジアラビアGP初開催で全22戦の計画」)。

 それによれば、2021年シーズンは新型コロナウイルスの影響がまだ残ることを考慮して、いつものシーズンとは少し違ったカレンダーになるという。そのなかで注目すべきは、最終戦のひとつ前に予定されている第21戦サウジアラビアGPだ。

 サウジアラビアGPについては、2019年の夏にイギリスの『The Times』紙が、サウジアラビアとF1オーナーであるリバティ・メディアが話し合いを行っていることを報じていた。

 今年の3月には、F1はサウジアラビアの国有石油企業である『アラムコ』とグローバルスポンサー契約を締結。今シーズンの多くのグランプリで『アラムコ』の看板を目にしている。

 当初、サウジアラビアGPは首都リヤド郊外のキディヤに建設される予定の新設されるサーキットで2023年に開催されると噂されていた。それが今回の10月17日のカレンダー案を報じるニュースでは、首都リヤドではなく、メッカに程近い紅海に面したジェッタの市街地コースで行われるという。

 予定を前倒ししてサウジアラビアでレースを計画している理由は、ブラジルGP問題が考えられる。昨年までサンパウロで開催されていたブラジルGPの契約は2020年まで。開催権料を出し渋っているサンパウロでの開催にF1は見切りをつけ、今後はリオ・デ・ジャネイロで開催する方向だが、インフラの整備を行わなければならず、2021年開催は事実上不可能だ。

 しかし、コロナの影響で2020年は減収減益となったF1側としては、2021年は少しでも多くのグランプリを開催したい。そこでブラジルGPの代わりに急浮上したのがサウジアラビアでの市街地レースだったのではないだろうか。

 ちなみに日本GPは当初の予定どおり10月8〜10日が予想されており、その2週間後に本来であれば、開幕戦になるはずだったオーストラリアGPが移動するのではないかと予想されている。果たして……。

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