2021年に挽回目指すフェラーリF1、開発トークンを使用しリヤエンドを改良へ

0

2020年10月21日 14:11  AUTOSPORT web

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

AUTOSPORT web

写真2020年F1第11戦アイフェルGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)
2020年F1第11戦アイフェルGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)
 2020年に低迷に陥ったフェラーリF1チームは、来季挽回するため、厳しい開発制限のなかでリヤエンドのエリアに絞って改善を図るプランを立てている。

 2021年F1では、ダウンフォースの削減を目的としてフロアのモディファイが決められているものの、コロナ禍におけるコスト削減策の一環で、2020年型マシンの多くのパーツを使用することが規則で定められている。

 シャシー開発はトークンシステムによって厳しく制限され、チームは変更を行いたい部分を慎重に選ぶ必要がある。

 フェラーリのヘッド・オブ・シャシーエンジニアリング、シモーネ・レスタは、同チームはマシンのリヤエンドの改善に力を入れると語った。

「マシンのリヤ部の見直しを行う」とレスタはイタリアの『Autosprint』に対して語った。

「2021年にシャシーと空力面において開発を行う際に、このエリアには開発の余地がより大きいと考えるからだ」

「もうひとつ理由がある。FIAはタイヤへの負荷を制限する目的で、空力的負荷を減らすために規制の変更を行う。マシンリヤはその影響を受けるのだ」

「その(フロアの)変更の結果、どのチームもダウンフォースを大幅に失うことになる。だが失ったものをできる限り取り戻さなければならない」

「こういったことを考え併せ、我々は開発トークンを使用すべき最も重要なエリアはリヤであると確信している」

 フェラーリの2020年型SF1000の弱点は、ひどいドラッグとパワー不足のエンジンであると考えられている。

 来季に向けてフェラーリは新しいパワーユニットの開発を進めている。しかしながら現在コンストラクターズ選手権トップに立つメルセデスに追いつけるほどの向上を図るのは難しいと、レスタは予想している。

「実は自由度はそれほど高くない」とレスタ。
「(エンジンは冬の間は)自由に開発できるが、2021年の最初のレース以降凍結される。その後はもはや触れなくなるのだ」

「空力面は自由ではあるが、それでも関連する構造物によって制限を受ける。空力をドレスのように考える必要がある。身体の上に着用するので、ある意味、身体の寸法が最終的な形状に影響するわけだ」

「従って、たとえばF1ノーズの構造が同じであれば、新しいフロントウイングを設計することはできても、創造的な自立性は制限される」

「これらの凍結と制限により、トップグループたちとの間の現在のギャップを1シーズンで大きく縮めることは困難であると考えている」

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定