核廃絶へ「大いなる一歩」=禁止条約発効を被爆者ら歓迎―保有国や日本に参加訴え

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2020年10月25日 21:01  時事通信社

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時事通信社

 核兵器禁止条約の発効確定を受け、被爆者や反核運動を進めてきた関係者は喜びに沸いた。一方で、批准していない核保有国や日本などに、条約への参加を訴える声が相次いだ。

 広島県原爆被害者団体協議会の坪井直理事長(95)は「長年の悲願である核兵器の禁止・廃絶を具体化する大いなる一歩」とコメント。「核保有国と核の傘の下にある国々が条約に参加するよう、力を尽くしていきたい。とりわけ日本政府には参加をぜひ考えてもらいたい」と呼び掛けた。

 「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会」の森滝春子共同代表(81)は「人類の破滅をとどめる一つの道を開いた」と評価した。ただ、「米国やロシアは小型核兵器(配備)だと言い、使用への敷居が低くなっている」と指摘。「これからが正念場。根気強く条約への賛同を広げていかなければ」と決意を新たにした。

 長崎県平和運動センター被爆者連絡協議会の川野浩一議長(80)は「やっと、という思いだ」と感慨深げ。「条約をどう守っていくのか、政府と国民に訴えたい」と話した。

 国内外で核廃絶を訴える高校生平和大使で、広島大付属高校2年の柚木優里奈さん(16)は「多くの人が活動をしてきたのでうれしい」と声を弾ませ、「今後も核のない世界を目指して地道に署名活動を続けたい」と誓った。

 高校生平和大使派遣委員会責任者の平野伸人さん(73)は「世界の世論が廃絶に向けて加速する大きなチャンス」と喜びつつ、「批准した50カ国に唯一の被爆国である日本が入っていないのは寂しい。政府にはぜひ条約に向き合ってほしい」と要望した。 

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  • 核廃絶へ「大いなる一歩」????頭大丈夫か?核保有国が見向きもしないもの作ってなんの意味がある
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  • 「中国の新彊ウイグル自治区では大脳未発達の赤ちゃんが数多く生まれ,奇病が流行り癌の発生率は中国のほかの地域に比べ極めて高い」(『核実験場ウイグル奇形児』「諸君!」2007.2)
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