Snow Man、1stライブ『Snow Man ASIA TOUR 2D.2D.』から感じた底知れぬ可能性 観客を驚かせたステージ演出とは

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2020年11月07日 06:01  リアルサウンド

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 10月22日から25日にかけ、計9公演を配信した『Snow Man ASIA TOUR 2D.2D.』。10月7日に発売された2ndシングルが好発進する中、勢いに乗ったまま突入したライブということもあり多くのファンが配信日を心待ちにしていた。ライブの内容を振り返りつつ、ライブで見えた彼らの魅力や今後の可能性などについて考察したい。


(関連:Snow Man 宮舘涼太×深澤辰哉の“だてふか”コンビ、互いを深く理解する2人 パフォーマンスではシンメのような動きも


 深紅に白抜きでツアータイトルが描かれた巨大な幕が落ちると、メンバーの乗る回転式の半円形のセットが姿を現し、ライブがスタート。1曲目の「Make It Hot」から画面越しにファンを煽るシルバーの衣装に身を包んだメンバーの姿が眩しい。「Cry out」ではセンターステージで、宮舘涼太のセクシーなパフォーマンスに、渡辺翔太が艶かしいボーカルをシンクロさせる。ラウールは恵まれたスタイルとダンススキルを存分に生かしカメラアピール。「派手に騒ごうぜ!」と佐久間大介が煽り、ファンからも人気の高い「Party! Party! Party!」へ。


 ここでまず度肝を抜かれたのは、会場中央のセンターステージ、後方のバックステージを繋ぐ、いわゆる“縦花”(縦の花道)が9つに分割されたムービングステージになったこと。こんな迫力ある縦花は今まで見たことがなく衝撃だった。「紹介RAP〜We are Snow Man〜」では、渡辺翔太、目黒蓮、佐久間大介、宮舘涼太、向井康二、阿部亮平、ラウール、深澤辰哉、岩本照の順でアピール。会場全体は白い照明で包まれる中デビュー曲「D.D.」で疾走感を増す。メンバーの挨拶の後に披露されたのは『滝沢歌舞伎ZERO』で披露された「ひらりと桜」。『滝沢歌舞伎』の舞台を彷彿とさせるような満開の桜の大木をバックに舞い散る花吹雪と共に堂々とパフォーマンスした。特殊効果でダイナミックに「Boogie Woogie Baby」を魅せた後は、深澤が客席を煽りながら「Acrobatic」がスタート。メンバーは「S」の文字を冠したポール付の9個のミニムービングステージでアリーナ外周を巡った後、“めめラウ”(目黒、ラウール)、“だてこじ”(宮舘、向井)、“あべなべ”(阿部、渡辺)、“いわだて”(岩本、宮舘)などファンが喜ぶ2ショットをおしげもなく披露し、冠番組『それSnow Manにやらせて下さい』(Paravi)のテーマソング「ナミダの海を越えて行け」に突入。


 また「Snow World」では公式ペンライトを手にファンサービス、カメラアピールタイムも。配信を見ながら一緒に踊り盛り上がったファンも多いのではないだろうか。


 再びド派手な特殊効果の炎の中、渡辺の伸びやかな歌声が印象的な「Stories」へ。ここまで1stライブにも関わらず、どれもYouTubeの公式チャンネルで発信されている馴染みのある曲が中心のセットリストであることに気づく。今回の配信が初めてのライブというファンも置いていくことなく、昔から応援しているファンと同じように楽しめる構成だ。


●YouTubeやバラエティで培った新人とは思えぬトーク力
 ライブ中盤のコーナーもずば抜けた安定感でトークを披露。ここでも彼らの特徴である“全員参加”スタイルが貫かれていた。メンバーのトークには必ず全員でリアクションし、誰一人として傍観者がいないスタンスはさすがである。大人数のトークはともすると参加していないメンバーがいそうなものだが彼らのプロ意識には一瞬の隙もない。誰のファンが見ても楽しめるMCコーナーもSnow Manライブの強みのひとつだろう。ミリオンを達成した2ndシングル曲「KISSIN’ MY LIPS」はピンクと黒を基調にしたスーツに深紅の手袋で披露しセクシーさを爆発させた。今回は4パターンの衣装となっていたがメンバーの個性を生かした様々な衣装デザインを見れるのもライブの楽しみのひとつだ。「KISSIN’ MY LIPS」に続いてミディアムバラードの「終わらないMemories」は縦花ムービングステージで高低差をつけて見ごたえのあるステージ構成となっている。


 後半もこれでもかと見どころがギッシリ、いや全編が見どころと言うべきか。岩本が振付をしたキャッチーなメロディと歌詞が印象的な「君の彼氏になりたい。」はライブ配信の後にYouTubeで岩本が振付を解説しているのでぜひチェックしてほしい。「Lock on!」が会場の座席を使ってファンと一緒にいるかのような演出も取り入れられていて胸熱だ。


●困ら修悄次爾海譴らのSnow Man
 ダンスコーナーではアスレチックを彷彿とさせるセットで縦横無尽にアクロバットを繰り広げながらメンバー個々のアピールタイムで楽しませた。また彼らの強い決意のメッセージとも受け取れたのが「IX Guys Snow Man」。原曲は向井、目黒、ラウールが加入前の楽曲「VI Guys Snow Man」の歌詞を6から9に変え、新たなSnow Manの楽曲としてパフォーマンスを行った。ラストに再び披露された「D.D.」ではアリーナ外周へ大型トロッコに乗って登場。スタンドに向けそこにいるファン一人ひとりを想うように懸命に手を振る9人の姿が印象的だった。


 10月31日の『らじらー!サタデー』(NHKラジオ第1)では深澤と宮舘が「身体がヤバい」「顔に全部疲れが来た」などと自虐も含め満身創痍の4日間9公演の生配信を振り返った。同時に宮舘は「皆さんからの愛をたくさん感じた」とも告白し感謝を伝えた。デビューライブが無観客配信という形になったものの、ファンと9人の絆はより強固になったに違いない。またDVD化も予定されているとのことなので、3rdシングルと共に再びあのライブを楽しめる日を待ちたい。そして近い未来、再び多くのファンの歓声と共に日本はもちろんアジアの各国でペンライトの光の中心に立つ9人の姿を見る日を楽しみにしたい。(北村由起)


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