ホームレスから米最大のステージへ! 「スーパーボウル」第55回ハーフタイムショー、ヘッドライナーはザ・ウィークエンド

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2020年11月13日 11:02  Techinsight Japan

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「NFLスーパーボウル」第55回大会ハーフタイムショーのヘッドライナーはザ・ウィークエンドに決定(画像は『The Weeknd 2020年11月12日付Instagram「performing on the iconic stage.」』のスクリーンショット)
来年2月7日に「スーパーボウル」第55回大会がフロリダ州タンパにて開催される。NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)は米時間12日、そのハーフタイムショーのヘッドライナーにカナダ出身アーティストのザ・ウィークエンドが選ばれたことを正式に発表した。貧困やドラッグに苦しみホームレスだった時期もある彼がミュージシャン最高の栄誉と言われるステージに立つことに、地元ファンも歓喜の声をあげている。

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米国最大のスポーツイベントとして知られる「NFLスーパーボウル」。第55回大会は来年2月7日、フロリダ州タンパの「レイモンド・ジェームス・スタジアム」にて開催予定で、注目のハーフタイムショーでは人気アーティストのザ・ウィークエンドがヘッドライナーを務めることが明らかになった。

ザ・ウィークエンドは『Starboy』『Can’t Feel My Face』『Blinding Lights』など数々のヒット曲で知られる、カナダ出身の30歳だ。官能的な歌声が作り上げる儚げでミステリアスなサウンドは聴く者を魅了してやまず、これまで3度のグラミー賞を受賞した。またドレイクやアリアナ・グランデといった大物アーティストとのコラボも多い。

そんなザ・ウィークエンドをNFLは「10年と経たないうちにグローバルにファンベースを広げ、複数の賞を受賞した」「『TIME』2020年度“最も影響力のある人達”の1人に選ばれた」とその実績を評価するとともに、「圧倒的かつ大きな影響力を持つ、時代を代表するアーティスト」であると称えている。今年は新型コロナウイルスの影響により、人々は1年の大半をライブミュージックの失われた世界で過ごすことを余儀なくされたが、「ペプシ」のトッド・カプラン氏はそんなタイミングだからこそザ・ウィークエンドの無限の才能とクリエイティビティが創り出すステージが「待ちきれない」「人々の記憶に残る、そして後世まで語り継がれる素晴らしいパフォーマンスを見せてくれるはず」と期待を寄せている。

ミュージシャンにとって最高の栄誉とも言われる「NFLスーパーボウル」のハーフタイムショーを務めることが正式に決まったこの日、ザ・ウィークエンド本人も

「世界のビッグアーティスト達が繰り広げるスーパーボウル(ハーフタイムショー)は、皆がそのステージを見ながら大きくなるもの。そんな場所に立てることは夢物語でしかありません。」

「身の引き締まる思い、そして光栄に感じると同時に、あの“悪名高き”ステージの中心に立てることに興奮しています。」

とその思いを明かしている。

このたびのビッグニュースには、

「OMG!! おめでとう」
「来年が待ち遠しい!」
「遅かれ早かれ、こうなることはわかってた!」

など多数の祝福コメントが寄せられたほか、貧困やドラッグに苦しみながら過ごした故郷カナダでの彼の過去に触れながら、

「(一部が貧困地区として知られる、オンタリオ州)スカボロからスーパーボウルへ あなたは私達の永遠の『Starboy』よ」
「ホームレスから、アメリカ最大イベントへ。もう尊敬しかない」

とその快挙にエールを送る地元ファンの声も見受けられた。

莫大な予算と大掛かりな舞台演出で毎年最高視聴率を誇る一大音楽イベント「NFLスーパーボウル」ハーフタイムショー。ザ・ウィークエンドが再び故郷に錦を飾る姿を、地元そして世界中のファンが楽しみに待っていることだろう。 

画像は『The Weeknd 2020年11月12日付Instagram「performing on the iconic stage.」、2020年9月23日付Instagram「king of the fall」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)
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