ハリー・スタイルズ、米版『VOGUE』初の男性単独表紙にドレス姿で登場「服は冒険するためにある」

0

2020年11月17日 16:52  Techinsight Japan

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

Techinsight Japan

米版『VOGUE』の表紙を飾ったハリー・スタイルズ(画像は『Vogue 2020年11月13日付Instagram「@harrystyles is our December issue cover star!」』のスクリーンショット)
歌手兼俳優のハリー・スタイルズ(26)が、米版『VOGUE』で男性初の単独表紙モデルを務めた。「GUCCI」の白いロングドレスと黒いタキシードジャケット姿で表紙を飾ったハリーは、男女の服の垣根を作らず、ファッションを思いきり楽しんでいるという。また大の日本好きというハリーは、パンデミック後には東京で一時的な移住を望んでいることも明かした。

【この記事の他の写真を見る】

このほど米版『VOGUE』12月号で表紙を飾ったハリー・スタイルズ。同誌が表紙に男性が単独で登場するのは、127年の歴史上初めてとなる。表紙の写真はハリーが「GUCCI」の白いレースのドレスに黒いタキシードジャケットを着用、指には複数の指輪をはめて青い風船を膨らませている姿だ。


同誌ではハリーへのインタビューも掲載、洋服を「男性用と女性用として考えていない」ことや自分を制限せずに着ることを楽しんでいるなどファッションへの熱い思いを語った。

「服は楽しんだり実験したり、冒険するためにあるんだ。本当にワクワクするのは、(男とか女とかいう)全ての線引きが崩れていっているから。男性用と女性用の服があるってことを省けば、垣根を外すことができる。そうすることで遊びを取り入れる範囲も広がるってことなんだ。」

「たまに買い物に行くと、女性用の服を見ている自分に気付くんだ。女性用の服は凄いなって思う。」


「これはどんなことにも言えるんだけど、自分自身の人生に壁を作ってしまうと自分を制限することになるんだ。服で遊ぶのは楽しくて仕方ないよ。これまでこの意味をあまり考えたことはなかった。でも今は、何かを創作するための延長線の一部になってきたんだ。」

そう話すハリーは大の日本びいきでもあり、パンデミック後には東京に一時的に移住することを望んでいるという。

「日本には尊敬の念と静寂、穏やかさがある。毎回行くたびに本当に好きになるんだ。」


そんなハリーは、2020年に起きたパンデミックや“Black Lives Matter(BLM)”といった出来事をきっかけに、今こそ人々がお互いを理解し合う時だと話している。

「今こそが心を開いて学び、耳を傾ける時なんだ。僕は今でも読書をして、学んでいるよ。20年後にも正しいことをして、正しいステップを踏んでいられるようにね。僕はカルマを信じてる。もう少し人に優しくして共感し、忍耐強く接し、もう少し話を聞く心構えを持って、成長する。今がちょうどその時なんだ。」

画像は『Vogue 2020年11月13日付Instagram「@harrystyles is our December issue cover star!」「In addition to music, acting has also remained a fundamental form of expression for @HarryStyles.」「@HarryStyles credits his style transformation―from Jack Wills tracksuit-clad boy-band heartthrob to nonpareil fashionisto―to his meeting the droll young stylist @Harry_Lambert seven years ago.」「In his former (legendarily hysteria-inducing) boy band, One Direction, @HarryStyles was making music whenever he could.」、2020年11月14日付Instagram「“When you take away ‘There’s clothes for men and there’s clothes for women,’ once you remove any barriers, obviously you open up the arena in which you can play,”」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
    ニュース設定