1972年にスタートしたベストドレッサー賞は「自主性・時代性・流行性・人間性・国際性」を選考基準に、ジャーナリストや過去の受賞者、協会員などからの投票と選考委員会によって受賞者を決定。49回目を迎える今年は田中と中村のほか、政治・経済部門から伊藤忠商事の鈴木善久代表取締役社長、学術・文化部門から日本舞踊尾上流四代家元の尾上菊之丞、スポーツ部門からプロeスポーツ選手のときどが選ばれた。なお、eスポーツ選手が選出されたのは史上初となる。
授賞式では、田中はスタイリストと一緒に厳選したというチュールの付いた黒のドレスを、中村は光沢のあるネイビーのセットアップを着用。ドラマや映画で演じる役について聞かれた中村は「衣装を身に纏うと演じる役のスイッチが入るので、ファッションに『ありがとう』と言いたいです」とコメントした。eスポーツ選手として史上初の受賞となるときどは「歴史ある光栄な賞を頂けたことは、ゲーマーが社会に認められる一歩だと思うので支えてくれた人に感謝したいです」と喜びを語り、会場では若手プロゲーマーの水派とのゲーム対決を実施。CAPCOM(カプコン)の「ストリートファイター5 チャンピオンエディション」のプレイを披露し、ときどが2勝0敗で圧勝した。
ベストデビュタント賞ではファッション部門を受賞した村上のほか、音楽部門はヴァイオリニストの荒井里桜、空間・インテリアデザイン部門は建築家の秋吉浩気、映像・グラフィック・アート部門は山田健人が選出された。
田中みな実はこちらも受賞 星野源や本木雅弘が今年の「GQ MEN OF THE YEAR」に、SixTONESとSnow Manも受賞