角田裕毅、将来を左右する重要な終盤戦へ「準備はいつもと同じ。心境は普段通りで緊張もない」/FIA-F2直前インタビュー

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2020年11月27日 11:41  AUTOSPORT web

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写真アルファタウリ・ホンダで初のF1テストに臨んだ角田裕毅
アルファタウリ・ホンダで初のF1テストに臨んだ角田裕毅
 FIA-F2選手権は今週末から、バーレーンでの最終2連戦4レースが行われる。現在選手権3位につける角田裕毅(カーリン)は、選手権5位までの結果を残せばスーパーライセンスが発給され、来季アルファタウリ・ホンダからF1デビューを果たすことになる。重要な1戦に臨む角田選手に、直前の心境を聞いてみた。

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──いよいよ、最終2戦が始まります。

角田裕毅(以下、角田):はい。とはいえ準備の上では、いつもと同じです。これまでもそれでうまくやってきたので、変えずにやっていきます。前戦からここまでかなり間隔が開いて、その間、僕が住んでるイギリスもロックダウンになったりしたので、自宅でトレーニングを続けたり、チームの人とビデオ通話したりしていました。

(F1初テストを行った)イタリアから戻った後は、2週間の自主隔離もしました。それが明けてからは、特に首のトレーニングを重視してやっています。

──前戦のロシアから丸2カ月開いたわけですが、特に影響は感じていないですか?

角田:その間にF1で走ったりもしていますし、そこまで影響はないと思います。実際にフリー走行で走ってみて、どう感じるかですけどね。ロシアまではほとんど毎週のように走っていましたから、スタートの際のクラッチのつなぎ方とか、その辺りの練習は今までより増やす必要があるかもしれませんが。

──バーレーンのコース自体は、どんな印象ですか。2月のテストでは、タイム的にはそれほどではなかったですよね。

角田:いえ、タイム的には、すごく良かったんですよ。2日目の最後にほぼ全車がソフトでタイムアタックした時、実は僕が全体トップだったんです。ただチェッカーがすでに振られていたのが夜間だったので見落として、記録に残らなかっただけで。

──そうだったんですね。あの時は、チームメイトのユアン・ダルバラが記録上は最速でした。

角田:ええ。それより確か、コンマ3秒ぐらい速かったはずです。チーム的にも、相性の良いコースじゃないかなと思います。

──F1テストを終えて、報道とかファンのSNSとかかなり大きな反響があったと思いますが、それについて感じたことはありますか。

角田:特にないです。応援の声が多くなったのは感じてて、それはすごくありがたいし、期待に応えたいと思っています。ただ自己中と言われるかもしれませんけど、走っているのはあくまで自分のためですし(笑)。なのでその後も特に変わらず、いつも通りにやっています。

──とはいえ今週と来週のレース結果が、将来に大きく影響することになります。レースに臨む心境は、それでも普段通りということですか。あるいはちょっと、ナーバスになっていますか?

角田:いえ、最初にも言ったように、普段通りです。もちろんシーズン前の状況よりは、期待の声が多くなっている分、違いますけどね。でも自分自身は、普通かなあと思っています。特に、緊張もしていません。

──F1公式サイトのインタビューで、今年もしスーパーライセンスを取れなかったら、来季は日本で走るだろうという発言がありました。

角田:(インタビューで)誤解があったのか、来季日本で走るとコメントした覚えはないですし、日本に戻っても簡単にシートが取れるとは思いません。日本に戻ることは、今は全然考えていないです。まだどうなるかわからないし、日本に戻ると言った覚えはないんですよね。

──1年でF2を卒業したいという思いから、言ったかもしれない?

角田:いや、卒業したいというか……、いずれにしてもこの2戦で決まるわけですしね。
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