ケイティ・ペリー、父親のTシャツ宣伝動画を公開も非難殺到「キャリアをドブに捨てるわけ?」

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2020年11月30日 17:22  Techinsight Japan

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ケイティ・ペリー、公開した父親の動画が物議醸す(画像は『KATY PERRY 2020年11月22日付Instagram「Went back to church, met a new friend @dariusrucker and found #OnlyLove」』のスクリーンショット)
米歌手ケイティ・ペリー(36)が自身のInstagramで父親の動画を公開したところ、フォロワーから激しい批判が相次いだ。ケイティの父は自身が経営する無党派ファッションブランドのTシャツを着てメッセージを伝え、商品のプロモーションを行った。しかしその内容が「空気が読めていない」と批判され、投稿の削除を求めるコメントが多数寄せられた。

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現地時間27日、ケイティ・ペリーが自身のInstagramを更新し、父親キース・ハドソンさん(73)がTシャツの宣伝をする動画を公開した。動画はキースさんが着ているTシャツに込めたメッセージについて語る内容だ。このTシャツは、キースさんがケイティの弟デヴィッド・ハドソンさん(32)と共同経営するファッションブランド「Nothing But American」で展開するアイテムで、ブランドの公式ウェブサイトによるとTシャツは『The Flag』とネーミングされ、19.99ドル(約2000円)で販売している。

ケイティはこの投稿に「私達はいつも意見が一致するというわけではなかったけれど、これを思いついたパパと弟を誇りに思う。ウェブサイト @NothingButAmericanに行って、この雰囲気を味わってね」と、家族が経営するブランドを応援する言葉を添えた。

動画ではキースさんが「私達の国を二分する政治的分裂にウンザリしていませんか?」と語りかけるシーンから始まり、このように続けている。

「政治的見解が違うことで、家族や友人を失うことに疲れてはいませんか?」

その後、「あなたが何を信じようと、私達は共和党でも民主党でもなく、結局はみんなアメリカ人なのです」と述べ、Tシャツに込められたメッセージを解き明かした。Tシャツには共和党のシンボルマークであるゾウと民主党のシンボルマークであるロバの絵、その下に米国旗の絵がプリントされており、米国旗にレ点を入れて選択した形になっている。

キースさんは、このTシャツをデザインしたきっかけや理由についても説明した。

「このTシャツをデザインしたのは、たとえ宗教や政治的見解が異なっていても、あなたのためにそこにいて、あなたのことを友人や隣人、そして同士であるアメリカ人だと思っていることを知ってほしいからです。だから私と一緒に、団結と一体感を大胆に表現しましょう。」

キースさんのメッセージは「Nothing But American(アメリカ人以外の何者でもない)」と名付けられたブランドのコンセプトそのものだ。

しかしこのようなキースさんのメッセージは、ケイティのフォロワーの間で物議を醸し「投稿を削除して」「なぜ、キャリアをわざとドブに捨てるようなことをするの?」といった批判のコメントが多数寄せられた。

「ケイティは10年間、私にとって文字通りのバックボーン(支え)だった。だけどこれは私がこれまで見た中で最も空気が読めなくて、最も都合の良い解釈をしているものに過ぎないわ。」
「あなたが自分自身への教育に熱心なのは知っています。だから対策を講じて、私達の声に耳を傾けてくれることを心から願います。本当に残念です。」
「ごめんなさい、あなたのことが大好きだけど、これは私にとって巨大な“ノー”だわ。それは政治的な問題じゃなくて、人間の権利の問題なのだから。」



画像は『KATY PERRY 2020年11月22日付Instagram「Went back to church, met a new friend @dariusrucker and found #OnlyLove」、2020年11月27日付Instagram「We haven’t always seen to but I’m proud of my dad n bro for coming up with this!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
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