【おちょやん】宮澤エマ、継母役「面白さ」と「難しさ」

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2020年12月01日 08:16  ORICON NEWS

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写真連続テレビ小説『おちょやん』三味線を弾く栗子(宮澤エマ) (C)NHK
連続テレビ小説『おちょやん』三味線を弾く栗子(宮澤エマ) (C)NHK
 NHKで11月30日よりスタートした連続テレビ小説第103作『おちょやん』(月〜土 前8:00 総合/前7:30 BS4K・BSプレミアム※土曜日は1週間の振り返り)。本作のヒロイン・竹井千代の“新しい母”として第1回から登場する栗子(くりこ)を演じる宮澤エマ。美人で粋な女性だが、父・テルヲ(トータス松本)以上に朝寝坊で、家事もしない。千代(毎田暖乃)と対立していく栗子について、「台本を読んですごく面白い人だなと感じました」と、話している。

【写真】千代と対立していく栗子

 大阪の南河内の貧しい家で、飲んだくれの父テルヲ(トータス松本)と弟ヨシヲと3人で暮らしていた千代。幼い頃に母を亡くし、小さい弟の面倒を見ながら、生活のため、鶏の世話をしなければならず、小学校にも通えずにいた。そんな千代の前に、突然現れた栗子。

 本作について 「ここまで貧困の中から始まる朝ドラのヒロインは久々なのかもしれませんが、貧しいっていうことの衝撃よりもたくましさを感じるんですよね。その貧しい生活の中で、すごく生き生きと生きている千代ちゃんの姿が、画面越しにも伝わってくると思います」と宮澤。

 ミュージカルなどで活躍する宮澤は連続テレビ小説初出演。「ヒロインのオーディションはこれまでに何回か受けさせていただいたことがあるんですが、箸にも棒にもかからなくて…。『ああ、連続テレビ小説にはご縁がないんだ』と自己完結していたので、出演させていただくと決まったときは、ほんとうに驚きました。と同時に、すごく面白そうな世界観の作品だから、その一員になるプレッシャーも ありました。役についても『ヒロインの継母役』ということをお聞きして、『いきなり母親役か!』とびっくりしました。しかも、南河内の出身で、芸事もしていて、三味線を弾くシーンもあって、もちろん大正時代が舞台の物語なので、衣装もお着物で…。だんだんと『あれ? どれも、得意じゃないぞ』と気づいて、胃がキリキリするようになっていきました(笑 )」

 料理屋の仲居をしていた栗子をテルヲが口説き落としたらしいが、千代とは対立を深めていく。

 「台本を読んで、栗子という人はすごく面白い人だなと感じました。思っていてもなかなか口に出して言わないようなことばかりを言っていて、利己的で自己中心的なキャラクターですが、それが彼女の魅力でもあるんです。『自分はこうやって生きる』という方針については、他人に申し訳ないとも思っていないような人です。そういう栗子を忠実 に演じられたら、たぶん千代ちゃんにとって最高の“敵役”ではないですが、継母役になるんだろうなと思っています。千代ちゃんにとっては最悪の人でも 、いかに視聴者にとっておもしろい存在としていられるか、というのが栗子を演じる上での面白さであり、難しさだなとも思います。台本を読んで、ちょっとした所作や、ふとした表情、ふとしたしぐさに粋な様子があらわれる役なんだろうなと感じたので、そこをどうやって魅力的に演じられるかが課題だなというのが最初の印象でした」

 宮澤が言うとおり、三味線を弾くシーンもあり、この三味線が「この先、芸事の世界に進んでいく千代ちゃんですが、全くそういう環境で育ってはいなかったんです。千代ちゃんが、いちばん初めに触れる芸事の世界というのが、栗子の三味線なんです。栗子は、日本の芸能の世界観を一番初めに千代に提示する役でもあるんですよね。三味線のシーンがフルコーラス流れるのか、ぜひ注目していただきたいです」と、“敵役”だけではない役割があることを明かしている。
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