ボルボ『S60』と『V60CC』にも48Vハイブリッドを搭載し、全車電動化が完了

0

2020年12月01日 17:31  AUTOSPORT web

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

AUTOSPORT web

写真『S60』には新たに48Vハイブリッドパワートレーンを採用した
『S60』には新たに48Vハイブリッドパワートレーンを採用した"B4"と"B5"に加え、プラグインハイブリッドの"Recharge Plug-in hybrid T6"を追加設定
 先頃更新された主力のステーションワゴン『V60』に続き、ボルボのラインアップで中核を担うセダン『S60』と、そのクロスオーバーモデル『V60 Cross Country(クロスカントリー)』にも、装備の一部変更とともに48Vハイブリッドのパワートレインを導入し、11月26日より発売が開始された。これにより国内販売モデルの全車電動化が完了し、内燃機関のみ搭載のモデルが消滅している。

 ボルボのラインアップで最後となったガソリン直噴にターボとスーパーチャージャーを組み合わせた“T4”と“T5”パワートレインが姿を消し、『S60』には新たに48Vハイブリッドパワートレーンを採用した“B4”と“B5”に加え、プラグインハイブリッドの“Recharge Plug-in hybrid T6”を追加設定。『V60 Cross Country』でも“T5”が“B5”に置き換えられ、これでボルボの国内販売モデルはすべて電動化が終了した。

 この48VハイブリッドパワートレインであるB4とB5は、約90%ものパーツが新設計された新世代パワートレーンDrive-E (ドライブイー)の第3世代となる2リッター4気筒ガソリンエンジンを軸に、ISGM(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター・モジュール)による回生ブレーキで発電した電力を48Vリチウムイオンバッテリーに蓄電し、エンジンの始動や動力補助を行うハイブリッドシステムを搭載する。

 ISGMはバッテリーモジュールへの充電、エンジンの始動、車両出力補助ならびに制動に使用され、スターターに代わりISGMによりエンジンの始動を行い、アイドリングストップ後の再始動時におけるノイズやバイブレーションの大幅な低減と、より上質感のある走行性能を実現した。

 そのパワートレイン自体も優れた効率性と環境性能、コンパクトなデザインを実現しており、新世代ボディ構造とともに高いレベルの衝突安全性能も考慮された。

■プラグインハイブリッドのEV走行レンジは48.2km

 また、内燃機関としてもシリンダー表面処理の改良などエンジン内部の摩擦 (フリクション)低減を図るとともに、気筒休止システムを導入したことで一定条件を満たした状態での2気筒走行が可能となり、エンジンの運転効率が向上し燃費が大きく改善している。

 一方、『S60』に追加されたRecharge Plug-in hybrid T6 AWDは、253PS/350Nmを発生するDrive-Eの2リッター4気筒スーパーチャージャー付き直噴ターボと240Nmを発揮する電気モーターをリヤに配置し、エンジンとモーター双方を最大限に活用するPowerモードに加え、ベストな走行バランスを追求したHybridモード、電動モーターだけで駆動するPureモードなど、EV走行のみによるゼロエミッション走行も可能となり、プラグインレンジは48.2kmとなっている。

 この完全電動化を契機に装備の一部変更と見直しも実施され、エントリーの『S60 B4 Momentum』は、パワートレインの変更と併せてキーレスエントリー、運転席8ウェイパワーシート(運転席ドアミラー連動メモリー機構付)、ドアハンドル(ボディ同色、グラウンドライト付)を標準装備としつつ500万円を切る価格設定を実現。『S60 Recharge Plug-in hybrid T6 AWD』にも装備レベルを見直したInscription Expressionを追加し、戦略的な価格設定としている。

 また、スポーツサスペンションによる洗練された走りに加えグロッシーブラック仕上げのアクセントや18インチ専用アルミホイール装備のR-Designを現行『S60』に新設定。

 さらにPM2.5センサー、車内自動換気機能付のCleanZone – アドバンスト・エア・クオリティ・システムや、180km/hの最高速度制限、予めクルマの最高速度を任意のより低い速度に制限しておくことが可能なケア・キーなども導入し、価格は『S60』が499万〜799万円(税込)。『V60 Cross Country』が579万〜674万円(税込)となっている。

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定