ナターシャ・ラムゼイ・レヴィ(Natacha Ramsay-Levi)が、「クロエ(Chloé)」のクリエイティブディレクターを退任した。
「バレンシアガ(BALENCIAGA)」や「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」でニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquière)のもと経験を積んできたナターシャは、2017年4月にクレア・ワイト ・ケラーの後任として同職に就任。クロエでは、インディペンデントな女性像を追求してきた。
退任に際してナターシャがコメントを発表。クロエのチームに対して約4年間にわたるサポートと退任する意向を受け入れてくれたことへの感謝を述べつつ、「健康・社会・経済面で混乱が続くこの数ヶ月間、ファッション業界で自分が見たい『変化』について、そしてそれがどのように自分のクリエイティブや価値観と融合できるのかについて考えました。それによって自分の未来を以前とは異なる形で捉えるようになり、新たな機会を追い求めてみたくなりました」と退任に至った経緯を説明した。
クロエは然るべきタイミングで新たなクリエイティブディレクターを起用するとしている。なお、最近ではナターシャがクロエを去ることや、後任としてガブリエラ・ハースト(Gabriela Hearst)が起用されるのではないかといった噂が海外メディアで報じられていた。
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