優勝&7冠達成のオジエ「2021年が今から楽しみ」/WRC第7戦モンツァ デイ4後コメント

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2020年12月07日 16:01  AUTOSPORT web

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セバスチャン・オジエ(トヨタ・ヤリスWRC) 2020WRC第7戦モンツァ
WRC世界ラリー選手権は12月6日、第7戦モンツァ競技最終日のデイ4が行われ、TOYOTA GAZOO Racing WRTのセバスチャン・オジエ(トヨタ・ヤリスWRC)が総合優勝を飾るとともに2018年以来2年ぶり、自身7度となるドライバーズチャンピオンを獲得した。そんなWRCモンツァの全日程を終えた各陣営からドライバーコメントが発表された。
 
■Mスポーツ・フォードWRT
●エサペッカ・ラッピ(フォード・フィエスタWRC)/総合4位
「この週末は調子が良かったし、自分たちのパフォーマンスには満足できる。ターマック(舗装路)イベントに戻ってこられたは良かったし、こうしたトリッキーなコンディションでも競争力を出せることが分かったのは好材料だ」

「物事はつねに僕たちの望むとおりにはいかず、かなり運が悪い時もあったけれど、自分のドライビングにはとても満足しているし、トップ集団のなかで戦えることを証明できた」

「今年を通して僕たちをサポートしてくれたみんなに、それからFIA、WRC主催者、イベント運営者がこの困難な時期にラリーを継続しシーズンを終えらえるようにしてくれたことに対し、大きな感謝を捧げたい」

■ヒュンダイ・シェル・モビスWRT
●ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)/リタイア
「かなり特殊だったシーズンが終わりを迎えた。健康危機のために、1年の初めにみんなが予想していたようなチャンピオンシップにはならなかったかもしれない。でも僕たちは2度目のマニュラクチャラーズタイトルを獲るという目標を達成することができた」

「これはヒュンダイ・モータースポーツの誰にとって驚異的な結果だ。この勝利チームの一員でいられることをうれしく思うよ」

「金曜日にリタイアしてしまい、モンツァの週末は僕とニコラス(・ギルソウル/コドライバー)にとって計画どおりにはいかなかったが、最終的にタイトル獲得が実現した。チームメンバー全員のハードワークと献身に感謝している。祝う時が来たよ!」

●オット・タナク(ヒュンダイi20クーペWRC)/総合2位
「今日の最優先事項は、ヒュンダイ・モータースポーツのマニュファクチャラーズタイトル獲得を決めるために、ダニ(・ソルド)とともに確実にフィニッシュすることだった」

「(モンツァは木曜の)スタートの時点からとても困難なラリーだった。複雑なコンディションを耐えなければならず、(今日の)午前中のステージではその状態が続いて、道路はトリッキーで荒れていた」

「厳しい状況だったが、チームのための目標は達成した。そのおかげで今ではこの結果をみんなで祝うことができるよ」

●ダニ・ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC)/総合3位
「週末全体を通しての目標は、マニュファクチャラーズ選手権タイトルのために必要な結果を確実に出すことだった。信じられないほどトリッキーなイベントだったが、僕たちはそれを乗り越え、ふたたびダブル表彰台という結果を出すことができたよ」

「僕にとっては2位か3位かは重要ではなかった。僕たちが必要としていたのは、チームのために結果を足し合わせて出すことで、それをやり遂げることができたんだ!」

「これは激戦から得た結果だ。それはここモンツァだけでなく、モンテカルロ以降のすべてのイベントでも同じだった。チームは全力を尽くし、僕たちは2度目のチャンピオンシップタイトルをともに分かち合うことができた」

■TOYOTA GAZOO Racing WRT
●セバスチャン・オジエ(トヨタ・ヤリスWRC)/総合優勝
「もちろん、今日はとても良い日だ。信じられないような週末だったし、本当に、本当に難しいラリーだった。間違いなく、最終ステージは自分のキャリアの中であまり楽しめないステージのひとつと言えるだろう。路面がとても荒れていたため、とにかく生き残りミスをしないように走ったよ」

「ここに来た時、僕たちはこのラリーで勝つことだけを考えていた。序盤は非常に接戦だったが、自分たちの計画に従って攻めの走りを続け、プレッシャーをかけ続けたんだ」

「エルフィン(・エバンス)に起こったことは、タイトル獲得を狙う我々にとって非常に大きな事件だったし、素晴らしいシーズンを戦ってきたエルフィンとスコット(・マーティン/コドライバー)に同情を禁じ得なかった」

「チームはマニュファクチャラーズタイトルの獲得を渇望していると感じていましたし、我々は3人のドライバーで5人のライバルを相手に戦い、あと一歩のところまでいった」

「僕が獲得した7回目のドライバーズタイトルはチームが成し遂げたものでもあり、彼らなしでは実現できなかったことなので感謝しているし、キャリアの延長として戦う2021年が今から楽しみだよ」

●エルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC)/総合29位
「昨日のようなことが起きてしまった後で、今日ふたたび走り始めるのはもちろん簡単ではなかった。目標をパワーステージに置き、ペース自体はとても良かったのだけど、難しいコンディションで2回もストールしてしまったのは残念だ。それでも、少しポイントを獲得し、選手権ではセブのすぐ後ろの順位を確保することができた」

「セブ、ジュリアン、タイトル獲得おめでとう」

「選手権2位はもちろん自分が望んでいた順位ではないが、それでも決して悪くはないし去年までと比べても良い結果だ」

「TOYOTA GAZOO Racingでの1年目は本当に楽しかった。また、チームのモチベーションはとても高いので、今後も改善を続けていけば来年はさらに上の順位を得られると信じている」

●カッレ・ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC)/総合5位
「本当にトリッキーな週末で、今日はそれを最後まで戦い抜くための1日だった。パワーステージのグラベルセクションはとても荒れていたので注意深く走ったが、ちゃんと完走できて良かったよ」

「ワールドラリーカーで臨んだ最初のシーズンは、自分でもとても良い戦いができたと思う。いくつかのラリーでは不運に見舞われたけど、同じくらい良い週末も過ごすことができた」

「重要なのは、シーズンを通して安定した戦いができたことと、自分が速く走れると証明できたことだね。チームに心から感謝するとともに、セブとジュリアンのタイトル獲得を祝福する」

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