「クロエ(Chloé)」の新クリエイティブディレクターに、ガブリエラ・ハースト(Gabriela Hearst)が12月7日付で就任した。2017年から約4年にわたり同職を務めたナターシャ・ラムゼイ・レヴィ(Natacha Ramsay-Levi)の退任から一週間経たずの発表となった。
ガブリエラ・ハーストはウルグアイ出身。2003年にニューヨークに移住後、2015年に自身の名を冠したブランドを立ち上げた。「ガブリエラ・ハースト」は、デザイナーが父から引き継いだウルグアイの牧場で生産するウールやカシミヤなどをコレクションに使用し、昨年9月には世界初のカーボンニュートラルなランウェイショーをニューヨークで開催するなどエシカルなブランドとして知られている。なお、2019年1月にはLVMHが擁する投資ファンド「LVMH LUXURY VENTURES」の出資を受けている。
ガブリエラ・ハーストが手掛ける初のコレクションは、2021年3月に発表される予定。なお、ハーストは今後自身のシグネチャーブランドのクリエイティブディレクターを兼任する。
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