アンジェリーナ・ジョリー、6人の子供達から「携帯を触らないで」と拒否される

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2020年12月09日 09:52  Techinsight Japan

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母親としての心境を吐露したアンジェリーナ・ジョリー
2016年に離婚を申請した元夫ブラッド・ピット(56)との間に、養子である長男マドックスさん(19)、次男パックスさん(17)、長女ザハラさん(15)、実子である次女シャイロさん(14)、双子の三女ヴィヴィアンちゃん、三男ノックスくん(12)という6人の子供がいるアンジェリーナ・ジョリー(45)。このほどアンジーは、米誌『TIME』で「キッド・オブ・ザ・イヤー(今年の子供)」に初めて選出された15歳の少女発明家、ギタンジャリ・ラオさんと「ネットいじめ」について討論を繰り広げた。そこで明かした6人の子供を育てる母親としての心境が話題になっている。

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女優アンジェリーナ・ジョリーは、かねてより女性や子供達の権利について声高に訴え続け、人道支援活動に注力してきた。そんなアンジーは、現地時間3日に発売された米誌『TIME』の特集「キッド・オブ・ザ・イヤー(今年の子供)」に選ばれた、米コロラド州に住む15歳の発明家ギタンジャリ・ラオさんとZoomで対面しインタビューを行った。

今では人々の生活に欠かせない“モノ”となっているデジタル情報機器。スマートフォンが普及してからSNSはより身近なものになり、それらにまつわる多くの問題もあがっている。アンジーとギタンジャリさんは情報社会における問題の1つ「ネットいじめ」について触れ、ギタンジャリさんはそのようないじめを防ぐために製作されたアプリ「Kindly(カインドリー)」の開発者としてアプリの紹介も行った。

カインドリーとは人工知能(AI)技術を用いて、いじめに使われる可能性がある単語をネット上で送信前に探知して別の言葉に置き換えることを提案するアプリである。アンジーはその画期的なアイディアに称賛を送り、自身の子供達への導入検討を表すも「子供達は『僕(私)の携帯に触らないで。自分でやるから』っていう感じなのよね」とジョークを交えて語った。

子供に携帯を持たせる親の気持ちとしては、我が子が被害に遭っていないか気になるところである。とはいえ「親にプライバシーを監視されたくない」「携帯を見られたくない」という子供達の思いは万国共通のようで、アンジーの子供達も世間一般の家庭と同じ境遇であるもよう。


「子供達が携帯を触らせようとしない」と明かしたアンジーに対して、ギタンジャリさんは同アプリについて「子供達をコントロールするために開発されたものではない」とも説明した。

「このアプリの目的は罰するためのものではないわ。」
「ティーンエイジャーとして言うけど、私達ってつい悪口を言ってしまう傾向がある。だからこそこのアプリはあなた達に『今、言葉にしようとする内容』を考えさせるチャンスを再度与えてくれるの。そうすればあなたが次に何をしたらいいか考えられるでしょう。」

ギタンジャリさんと同世代の子を持つ母親として、ギタンジャリさんの今までの功績に大きな感銘を受けたアンジェリーナ・ジョリー。大女優という肩書だけでなく、アクティビストとしても活動するアンジーのもとで育った子供達の今後の活躍にも期待が高まっていくだろう。

画像3枚目は『TIME 2020年12月3日付Instagram「Introducing TIME’s first-ever Kid of the Year, Gitanjali Rao.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MIE)
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