太田出版が発行するワンテーマ誌「ケトル」が、12月15日に発売する「ケトル VOL.57」をもって休刊する。
ケトルは2011年4月に創刊。「最高に無駄の詰まった雑誌」をコンセプトに、検索エンジンでは簡単に見つからない情報や、読むと検索したくなる情報を取り扱い、「ネタになる、アテになる、バズをうむ」雑誌を目指してきた。休刊の理由については非公表としており、太田出版の公式サイトでは「無駄なご挨拶」として休刊を発表した。
休刊前の最終号となる「ケトル VOL.57」では、漫画家のいくえみ綾を特集。表紙にはいくえみ綾が描き下ろしたイラストを採用し、浦沢直樹との対談をはじめ、綾小路翔や長澤まさみ、ともさかりえ、持田香織ら著名人たちによる「41人の質問」、コマ割りや台詞まわしの技法などを通していくえみ作品を掘り下げる。価格は税別1000円。
関連記事 関西発のファッション誌「カジカジ」が休刊、ウェブは9月中旬まで運営
■太田出版:ケトルニュース
Copyright(C) 2024 FASHIONSNAP 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。