解説陣がみた変則左腕の巨人・大江

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2020年12月19日 08:11  ベースボールキング

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巨人の大江竜聖(C) Kyodo News
巨人の大江竜聖は、成長を遂げた若手の一人ではないだろうかーー。

 サイドスロー気味の投球フォームとなった今季、7月24日に一軍登録されると、貴重な変則サイドとして躍動。7月26日のヤクルト戦から11試合連続無失点。7月31日の広島戦ではプロ初勝利を挙げた。ワンポイントや時にはロングリリーフと場面、状況問わず腕を振った。来る日も来る日も投げ続け、登板数は43。3勝0敗9ホールド、防御率3.11の成績を残した。

 7月24日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト−巨人戦』で解説を務めた真中満氏は、「横からかなり角度がありますので、入ってくる外からのスライダーですけど、大きく曲がりますね。左は打ちにくいんじゃないですかね」と分析すれば、7月29日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−DeNA戦』で解説を務めた山崎武司氏は「左打者は背中からくるイメージがあるんですかね」と話し、「フォームを変更すると、右打者の内側に突きにくくなるんですよね。これを投げ切っている分、投げ方がしっくりきているんでしょうね」と評価。

 さらに10月27日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA−巨人戦』で解説を務めた井端弘和氏は「左ピッチャーでサイドですので、そのなかで左バッターに良いバッターが他球団には多くいますから、そのなかで左バッターに対して良い投球をしていた。非常に貴重な戦力になったと思います」と話していた。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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