チャンスで結果を残し続けた巨人・松原聖弥

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2020年12月21日 08:12  ベースボールキング

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巨人・松原=神宮(C) Kyodo News
巨人の松原聖弥は、プロ初出場となった7月25日のヤクルト戦でプロ初安打を放つと、その後も少ないチャンスでアピールし、夏場以降はレギュラーに定着した。

 飛躍の1年となった松原をニッポン放送ショウアップナイター解説陣はどのように見ていたのだろうかーー。プロ初安打を放った7月25日のヤクルト戦で解説を務めた川相昌弘氏は「よく打ちましたね。良かったですね。僕が解説のときに初ヒット嬉しいですね」と喜び、9月12日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−ヤクルト戦』で解説を務めた際には「この舞台に立っている姿を見ると、本当に嬉しいですね。そんなに簡単にいつも(投手は)打たせてくれないと思いますけど、出た時には自分のやれることをしっかりやる。打てなくてもしっかり守ったり、一塁線にバントを決めて自分もセーフになったりしていた。ああいうことをきっちりやることじゃないかなと思います」と教え子の活躍に目を細めた。

 井端弘和氏も8月15日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル 巨人−中日戦』で解説を務めた時に「反対方向に打球が伸びていきましたので、一緒に私がやっているときにはああいう打球はなかったですね。それだけでも、成長を伺えますよね」と話した。

 10月20日のヤクルト戦の第1打席で三塁打を放つと、同日に解説を務めた真中満氏は「低めのフォークボールを肩を開かず、うまく打ちましたし、バットコントロールにセンスを感じる選手ですよね」と評価。「非常にバットコントロールが良い選手。投手に慣れてくると、アベレージがどんどん上がってくると思いますね。あとは左ピッチャーに対しても右の肩が開かないんですよね」と話していた。
 
 解説陣は打撃面だけでなく、その守備力を高く評価した。8月20日の阪神戦、1−0の7回一死一塁から阪神・大山悠輔が右中間に放った当たりをライト・松原がシングルヒットに抑えた場面に井端氏は「打ったバッターをセカンドへいかせませんでしたね。あれをセカンドにいかれてしまうと、前進守備になってとか、一気に1ヒットで逆転というところだったんですけど、これならば内野ゴロダブルプレーで0に抑える可能性があるので、非常に良いプレーだったと思いますね」と語った。ちなみにその後、二死満塁となったが、2番手・高梨雄平が中谷将大を見逃し三振に仕留めた。

 8月27日のヤクルト戦で、高梨裕稔のライト前への当たりをライトゴロにしたときには、『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト−巨人戦』で解説を務めた佐々木主浩氏は「久しぶりに見ましたね。ポジショニングが最高でしたね」と振り返った。

 FAで梶谷隆幸が加入し外野手のライバルが増えたが、来季も出場機会をしっかりと掴むことができるか注目だ。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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