エミネム、DV被害者リアーナに謝罪 かつて「クリス・ブラウンの味方」と歌うも「僕が間違っていた」

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2020年12月23日 11:22  Techinsight Japan

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エミネム、サプライズアルバムでリアーナに謝罪
このほど人気ラッパーのエミネム(48)が、今年2枚目となるアルバム『Music to Get Murdered By - Side B』を突如リリースした。度重なるサプライズ発表でファンを喜ばせたエミネムだが、同アルバム収録曲の中にかつてエミネムがリアーナ(32)をディスったことを謝罪した曲があるという。その内容に注目が集まり話題になっている。

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今年1月にサプライズアルバム『Music To Be Murdered By』をリリースしたエミネムが、現地時間12月18日に今年2枚目のアルバム『Music to Get Murdered By - Side B』をまたもや予告なしで発表した。エミネムによるサプライズアルバムは、2018年発売の『Kamikaze』以来これで3度目となる。ニューアルバムにはドクター・ドレー、タイ・ダラー・サインらとのコラボ曲含め16曲収録されており、新型コロナウイルスや「BLACK LIVES MATTER」など昨今の社会問題にも触れている。


これまでにラップで数々のセレブに物申してきたエミネムだが今回、人気R&B歌手リアーナに対する謝罪を表した楽曲が含まれていることから特に注目を集めた。その楽曲『Zeus』の歌詞は次の通りだ。

「僕はもう一度正直に言う、心を込めてリアーナに謝罪するよ。」
「あの流出した歌についてはごめんよ、リ(Ri)。君を悲しませるつもりはなかったんだ。」
「いずれにせよ、僕が間違っていた。」

リアーナと言えば、元恋人クリス・ブラウン(31)から受けた暴行事件が有名だが、2009年当時は顔が腫れあがったリアーナの写真がメディアに出回り世間を騒然とさせた。しかも同年にエミネムが作詞した楽曲で「もちろん僕はクリス・ブラウンの味方さ、俺だってビッチをボコボコにしただろうね」と歌い、公に発表されなかったが昨年になってそれが流出していた。


エミネムとリアーナはこれまでにいくつかコラボ曲をリリースしており、2014年には揃ってツアーを開催している。それにもかかわらずリアーナをディスっていたエミネム。しかしエミネムは過去のあやまちを反省するように、ラッパーらしく楽曲に込めてリアーナへ謝罪したのであった。

なおリアーナの他にも、過去にエミネムとの交際疑惑が囁かれた米歌手マライア・キャリーを示唆した曲、セクハラなどの罪で有罪判決が下された元映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインなどをメッタ切りにしたものも収録されている。

画像2〜4枚目は『Marshall Mathers 2020年12月17日付Instagram「Uncle Alfred heard you screaming for more... enjoy Side B.」、2020年1月17日付Instagram「It’s your funeral...」』『CHRIS BROWN 2020年11月19日付Instagram「I just wanna see u in ya element」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MIE)
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