“シュワちゃん”の愛称でおなじみの俳優アーノルド・シュワルツェネッガーが、このほどあるZoomミーティングに飛び入り参加した。その席でアーノルドは長女キャサリンさんの夫クリス・プラットに言及、「まさか娘が(自分と同じ)俳優と結婚するなんて、夢にも思わなかった」と本音を漏らす場面が見られた。
アーノルド・シュワルツェネッガーの長女キャサリンさんが、ハリウッド俳優クリス・プラットと結婚したのは昨年6月のことだった。クリスは『ジュラシック・ワールド』シリーズや『ガーディアン・オブ・ギャラクシー』シリーズで知られる売れっ子俳優のため、アーノルドは娘からそんなハイスペックな相手と交際しているという事実を聞かされた時は、
「僕よりガタイがいいし、もっと有名な映画に出てる。しかも僕より稼いでいる。」
「彼が突然家族になるって、なんてクレイジーなんだろう。」
と対抗心を燃やした当時の心境をあるトーク番組で語っていたが、キャサリンさんが俳優という自身と同業の男性を結婚相手に選んだ事実に実はかなり戸惑っていたようだ。このほど飛び入り参加したあるZoomミーティングの中で、アーノルドは次のようにその理由を説明した。
「自分の娘が俳優と結婚することになるなんて、夢にも思わなかったよ。」
「キャサリンは撮影現場をあちこち連れ回されて、僕がビルを爆破させたり、人を殺害するシーンを見せられて育ったからね、もううんざりしてただろうに。」
「他の子供達は楽しんでいたけど、初めの頃の作品現場では、キャサリンはいつも泣いていたんだ。」
どうやら父親の特殊すぎる職場が幼少期のキャサリンさんに強烈なインパクトを与えてしまったようだが、次第にそんなトラウマから解放されたキャサリンさんは2018年6月、俳優クリス・プラットとの熱愛が初スクープされたのであった。当時『People.com』はキャサリンさんの母マリア・シュライヴァーこそが「2人の恋のキューピッドだった」と報じていた。
娘が自身と同業の男性を選んだという事実に対し、当初は少なからず懸念もあったであろうアーノルド。しかし現在はクリスの気さくな人柄を大変気に入っているようで、
「クリスは娘にとって本当に素晴らしい。申し分のない夫だし、僕にとっては最高の義理の息子なんだ。だから僕はとても幸せだよ。」
とその人となりに太鼓判を押している。
今夏には娘夫妻に待望の第1子「ライラ・マリア・シュワルツェネッガー・プラット」ちゃんが誕生し、ついに念願だった“おじいちゃんデビュー”を果たしたアーノルド・シュワルツェネッガー。誕生前はトーク番組で「男の子であれ女の子であれ、孫と一緒に遊べることをすごく楽しみにしている」と語っていたが、今頃は73歳にして授かった初孫にメロメロになっていることだろう。
画像1枚目は『Arnold Schwarzenegger 2020年10月27日付Instagram「Congratulations @Dodgers!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)