ORβIT TOMO、抜群の歌唱力とビジュアル誇るメンバー 周囲を笑顔にするピュアな心の持ち主

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2021年01月14日 06:01  リアルサウンド

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ORβIT『00』

 1月1日にオフィシャルサイトをリニューアルしたORβIT。SHUNYAのディレクションのもと、コンセプトや衣装、メイクなどが一新されており、今までとはまた違う表情のメンバーが見られたのではないだろうか。今年こそは7人揃ってより精力的な活動を見せてくれるはずだ、と期待に胸が弾む。個性的なメンバーが揃うORβITは、知れば知るほど虜になる。今回は、抜群の歌唱力を誇るTOMOに注目したい。


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 TOMOは1996年生まれの24歳で、『PRODUCE 101 JAPAN』に参加する前は船のエンジニアとして海に出ていた男だ。ORβITメンバーに選出されたことが発表されると、「海に帰らないでくれてありがとう」というファンたちの声がSNSに溢れていたものだ。TOMOといえば、登場時からそのビジュアルに多くの国民プロデューサーがざわついた稀代のハンサムである。その評判は確かなもので、『PRODUCE 101 JAPAN』のミニコーナー「ビジュアルセンター」で4位、「ViVi国宝級NEXTイケメンランキング」2020年上半期で7位にランクインするほどだった。


 そんな絶対的ビジュアルを持つTOMO。正直、あのビジュアルがあれば多少天狗になっても不思議ではない。むしろ、許される可能性すらある。だが、TOMOはそのような品性に欠ける言動は一切しない、人間的魅力あふれる人物なのだ。まず、非常にポジティブな考え方をする人物で、見ていて心が洗われる。例えば、『PRODUCE 101 JAPAN』のポジションバトルで「タマシイレボリューション」を披露した時。本番で間違ったキーのオケが流れてしまうというハプニングがあった。練習生たちは動揺を見せていたが、TOMOは「さっきハプニングもありましたけども、それも自分の中ですごい楽しめて、あのキーでも歌ってやるぞくらい」とポジティブさを見せていた。「ビジュアルセンター」でイケメン台詞を言った後も、「ちょっと棒読みになっちゃったかもしれないけど、楽しんでくれれば大丈夫です」とコメント。なんと出来た人間なのだろう。他の練習生がTOMOについて「前世で人救ったと思います」と言っていたが、人を救う以上の偉業を成し遂げているとしか思えない。


 さらに、どんなときでも笑顔を絶やすことはない。ORβITの公式YouTubeにアップされている動画を見ていても、いつもにこにこしながらはしゃいでいる様子が見られる。「『begin an orbit』Behind the Scene」では、至るところで可愛らしいポーズを取っていたり、「『UNIVERSE』M/V Behind the Scene」では馬のモノマネをしてみたり……。しかも、周りにいるメンバーももれなく笑顔になっているのが素晴らしい。メンバーはもちろん、ファンをも笑顔にしてくれるのが彼の魅力だ。


 そして、TOMOを語る上で「歌」は欠かせないだろう。『PRODUCE 101 JAPAN』で歌声に注目された練習生の多くは、キレイな声や美しい声質の持ち主が多かった。一方TOMOは歌へのパッションがストレートに伝わってくるタイプだ。しかも、未経験で『PRODUCE 101 JAPAN』に参加しながらメキメキと実力を伸ばし、進化をし続けてきた。レベル分けテストとグループバトルの時点でも、大きく成長をしている様子がわかるのでぜひチェックしてみてほしい。ORβITにおいてもその安定感のある歌声は健在だ。持ち前のストレートな発声だけでなく、K-POPの特徴でもあるブレスを混ぜた歌唱法も習得し、楽曲の骨子を支えている。また、デビューアルバム『00(オーツー)』に収録されているソロ曲「Showersnow」では、爽やかでオシャレな一面を見せている。意外なテイストではあったが、低音からミドルにかけての声がしっかりしているTOMOが歌うからこそ、軽くなりすぎずに“らしさ”が出ていたのではないだろうか。


 端正な容姿を持つだけに見た目からファンになる人も多いだろうが、それはまだほんの入口にすぎない。純粋な心と周りを明るくする笑顔、そしてORβITのパフォーマンスに欠かせない歌声を知ったときこそ、TOMOの沼にどっぷりハマれるはずだ。(高橋梓)


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