セリーヌ・ディオン、夫の死から5年「あなたを思わない日は一日もない」

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2021年01月16日 15:52  Techinsight Japan

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セリーヌとアンジェリル氏 2004年、ワールド・ミュージック・アワードのバックステージにて
歌手セリーヌ・ディオンが夫レネ・アンジェリル氏の5回目の命日だった今月14日、SNSで最愛の夫に向けてメッセージを綴った。2つの手を繋いだクローズアップ写真を投稿したセリーヌは、3人の息子達と連名で「あなたの愛で世界中を明るく照らして」「あなたは私達の心の中で永遠に生き続けます」と言葉を送っている。

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カナダ出身の歌姫セリーヌ・ディオン(52)が、最愛の夫レネ・アンジェリル氏を亡くしたのは2016年1月14日のことだった。アンジェリル氏は、幼いセリーヌの類稀な才能に惚れ込み、彼女が12歳の頃からマネージャーとして支え続けた人物で、世界的エンターテイナーへの夢をセリーヌと二人三脚で実現させた。26歳と親子ほど年齢の離れたセリーヌとアンジェリル氏だったが、絶大な信頼で結ばれていた2人はやがて歌手とマネージャーの関係から恋人へと発展、ビジネスパートナーだった2人は1994年に結婚し、ライフパートナーとなった。

1998年に咽喉がんと診断されたアンジェリル氏だったがその後無事に回復し、2001年には長男レネ・チャールズさんが、2010年には双子の男の子ネルソンくん&エディくんが誕生し、幸せの絶頂に。しかし2013年にがんが再発し、アンジェリル氏はその後闘病生活を続けた。そして2016年1月14日、74歳の誕生日を迎える2日前にアンジェリル氏は息を引き取った。

そのアンジェリル氏の5回目の命日を迎えた今月14日にはセリーヌが自身のSNSを更新し、亡き夫に向けてフランス語と英語で次のようにメッセージを綴った。

「レネ、もう5年になるのね…私達があなたを思わない日は一日もないわ。私達は今、これまで以上にあなたの救いの手を必要としているの。どうか私達を導き、守り、そしてこれからもずっと見届けていてください。」

「世界中を、今とても苦しい時期を過ごしているすべての人々を、あなたの愛で明るく照らしてくれるよう祈っています。」

「私達の心の中、日々の暮らしの中で、あなたは永遠に生き続けます。愛しています。セリーヌ、レネ・チャールズ、ネルソン&エディ」


セリーヌの今回の投稿には、セリーヌとアンジェリル氏が繋いだ2つの手のクローズアップ画像が添えられているが、「手を繋ぐ」という行為がセリーヌにとって特別な意味を持つことを物語るエピソードがある。セリーヌはアンジェリル氏の手を形取ったブロンズのレプリカを持っており、毎回ショーの前にバックステージでそれを握りしめるという儀式を行っているのだ。

「毎晩、公演の前に夫の手を握りしめて、上手くいきますようにってお願いするの。亡くなった後も私は彼に話しかけているのよ。」

セリーヌは2018年の『Stellar Magazine』のインタビューでそのように語っていた。

2019年に出演したテレビ番組で再婚について尋ねられた際には、その可能性を完全には否定しなかったものの、

「いまでも夫に恋をしているの。」
「私はいつでもレネと一緒に生きてきたの。彼は今も私の中にいるわ。」

と亡き夫が今もかけがえのない存在として心の中で生き続けていることを明かしていた。

アンジェリル氏の他界時には幼かった3人の息子達も、現在はそれぞれ19歳と10歳に成長、セリーヌにとっては最愛の夫の忘れ形見である彼らの成長こそが何よりの生きる原動力となっていることだろう。

画像2、3枚目は『Celine Dion 2021年1月14日付Twitter「René, ça fait 5 ans déjà… Il n’y a pas une journée où nous ne pensons pas à toi.」』『Céline Dion 2020年12月24日付Instagram「May this holiday season bring all of you the gifts of love, peace, good health, and the promise of brighter days in the New Year ahead!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)
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