デザイナーのマルタン・マルジェラ(Martin Margiela)が、初のアート展をパリ・マレ地区のギャラリー「ラファイエット・アンティシパシオン(Lafayette Anticipations)」で開催する。会期は4月15日から7月25日まで。
マルジェラは熱烈なファンに支持されながらも公の場に素顔を出さず、匿名性を貫いていることで知られる。2008年にデザイナーを引退して表舞台から姿を消して以降、目立った活動は報道されていない。2019年には、当時のクリエイティブスタッフたちの証言と数々のアーカイヴ映像を紹介するドキュメンタリー映画「We Margiela マルジェラと私たち」が公開された。
デザイナー退任後はアーティストとして創作活動を行っており、展覧会ではマルジェラによる彫刻や写真、インスタレーションを展示。マルジェラのインスピレーション源となった、時間の経過、失踪、偶然、神秘、オーラなどのテーマにまつわる作品を紹介する。
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