小芝風花、モノの気持ちがわかる繊細な感覚を持つ主人公役で新境地に挑む『モコミ〜彼女ちょっとヘンだけど〜』第1話

0

2021年01月23日 06:02  TVerプラス

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

TVerプラス

小芝風花が主演を務める土曜ナイトドラマ『モコミ〜彼女ちょっとヘンだけど〜』(テレビ朝日系、毎週土曜23:00〜)が1月23日よりスタート。小芝は、モノの気持ちがわかる繊細な感覚の持ち主で、自分らしい生き方を模索する主人公を演じる。

同作は、脚本家・橋部敦子がオリジナルで脚本を手がけるヒューマンホームドラマ。主人公・清水萌子美(小芝)は、ヌイグルミや石や植物など、感情を持たないとされているモノの気持ちがわかってしまうという繊細な“感覚”の持ち主。そんな不思議な感覚を持っているがゆえ、他人との関わりを極力持たないようにして生きてきた。ところが、あることをきっかけに、自分自身を狭い世界に閉じ込めていた彼女が、広い世界に踏み出すことを決意。さまざまな経験を重ねながら、成長していく姿を演じる。

さらに、萌子美が自分の足で歩み出したことから、「一見平穏だけれど、実はバラバラだった家族」も影響を受け、それぞれが本音をぶつけ合い、自分自身と向き合うことに。萌子美の成長だけでなく、彼女を見守る家族の絆と再生をも描いた物語だ。萌子美の兄・清水俊祐を工藤阿須加が、恋の相手である岸田佑矢を加藤清史郎が演じるほか、母親役に富田靖子、父親役に田辺誠一、母方の祖父役に橋爪功が出演する。

<第1話あらすじ>
小さな工場で不良品のチェックをしている清水萌子美(小芝)。仕分ける速度が他の従業員に比べて速く、黙々と仕事をしていた。

ある日のこと。萌子美は他の従業員が仕分け終わった部品に不良品があるのを見つけ、思わず「その子、ケガ……」と言いかけてしまう。実は萌子美には、感情を持たないとされているモノの気持ちがわかってしまうという繊細な“感覚”があったのだ。幼い頃はこの感覚を隠すことが出来ず、モノの気持ちを“代弁”することで、周囲との間に波風を立てることも少なくなかった。

工場でもどこか周りから浮く萌子美は、工場内の高い位置にある窓を見て、突然チーフ従業員に、あの窓を掃除した方がいいのではないかと言い出す。しかし清掃業者が当分来ないとの返事に、思わぬ行動に出てしまう。そのことが結局、周囲に迷惑をかけてしまうのだが……。

萌子美の母、千華子(富田)は娘が工場で問題を起こしたと知らされ、頭を痛める。萌子美がほかの子供たちとどこか違うことに長年悩み、何事もなく暮らしてほしいと願いつつ、それすら叶わないことに不安を抱き続けていた。それでも夫の伸寛(田辺)や、萌子美の兄で長男の俊祐(工藤)とともに、自分なりに娘をサポートしてきたのだった。

数日後、萌子美は22歳の誕生日を迎えるが、ある理由から工場に行きたくないと言い出す。この日だけ穏便に過ごしたいと、千華子は娘の言うことを聞くことに。その夜、家族揃って萌子美の誕生日のお祝いをしていると、訪問者がやって来る。
    ニュース設定