ロータスがスポーツカーシリーズを一新。エリーゼ/エキシージ/エヴォーラは2021年で生産終了へ

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2021年01月25日 19:01  AUTOSPORT web

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写真ロータス・カーズが公開した『Type131』および、今後のスポーツカーラインアップのティザー画像
ロータス・カーズが公開した『Type131』および、今後のスポーツカーラインアップのティザー画像
 ロータス・カーズは1月25日、同社のスポーツカーシリーズを一新し『エリーゼ』、『エキシージ』、『エヴォーラ』の生産を2021年で終了することを発表。合わせて、新シリーズスポーツカー『Type131』プロトタイプの生産を今年から開始し、ティザー画像を公開した。

 1995年に発表されたライトウエイトスポーツカーの代名詞的存在『ロータス・エリーゼ』。押し出し接着結合されたアルミニウムやハイテクコンポジット、またロータスが誇る軽量ノウハウの先駆的な使用により、少量販売のスポーツカー業界に革命をもたらしたクルマとして、いまだ多くの人に愛されているモデルだ。

 そんなエリーゼで開拓された技術を用いて、2000年に発売されたのが『ロータス・エキシージ』だ。エリーゼの上位モデルとして、拡幅されたボディやシャシーにチューンナップされたエンジンを搭載。その外観から“公道を走るレーシングカー”とも呼ばれている。

 そして、さらに上級志向のスポーツカーとして、欧州で2009年から発売が開始されたのが、2+2スポーツカーの『ロータス・エヴォーラ』となる。このモデルは、日本のスーパーGT GT300クラスに参戦しているCars Tokai Dream28が『ロータス・エヴォーラMC』としてスーパーGTに投入していることでもおなじみだ。

 今回、そんなロータスを象徴する3モデルの生産が2021年をもって終了することが発表された。ロータスは合わせて、新たな生産設備へ1億ポンド(140億円以上)を投資するとともに、新シリーズスポーツカー『Type131』プロトタイプの生産を本社が存在するヘセル工場でスタートし、そのティザー画像も公開した。

 新生産設備への投資は、ロータスの『Vision80(ビジョン80)』ビジネスプランの一部であり、ふたつのロータス・サブアセンブリ施設を統合、効率性を考慮し、ノリッジ市の中央オペレーションに移転することで、生産台数の増加をサポートするとのこと。

 また、ロータス・カーズ本社のあるヘセル施設への投資に伴い、約250人の新しい従業員の採用を予定している。この雇用でロータス・カーズとロータス・エンジニアリング両方の役割を担い、今年後半には、イギリスのウォーリック地方にアドバンスド・テクノロジー・センターが開設されるという。

 ロータス・カーズCEOのフィル・ポップハムは「ロータスにとって今年はとても壮大な1年で、新しい車両は新しい施設よりデリバリーされ、よりレベルの高い品質と効率で車両の生産が行われる」と語った。

「世界は厳しい状況ではあるが、ロータスはビジョン80ビジネスプランの実現に向けて順調に進んでいる。そして、ビジネスプランが示すように、ロータスの未来は継続的な革新に満ちている。そして、2021年はクルマのデザインとテクノロジーに大きなインパクトを残し、自動車業界に革命をもたらしたエリーゼをはじめとする現行モデルのレガシーもつねに振り返る」

 そして、エンジニアリング担当エグゼクティブディレクターであるマット・ウィンドルは、「新車に取り組んでいるエンジニア、デザイナー、技術者のチームは、つねにエリーゼ、エキシージ、エヴォーラの能力や特徴、技術の素晴らしさを考えている」とコメント。

「私たちのチームのメンバーは、新旧を問わず、今まで培ったノウハウと今後の革新を融合することに全力を注いでいる。今後生産される新たなクルマが将来をリードする存在となり、ロータスの価値観にしっかりと取り組んでいることを保証する」

 2021年をもって生産終了となるエリーゼ、エキシージ、エヴォーラ。3モデルは長年にわたりロータスのビジネスに大きく貢献し、最終モデルの生産終了時には、実に合計5万5000台を生産したことになるという。
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