King & Prince 平野紫耀、ユニークな言動で浸透する愛されキャラ 年齢を重ねても変わらずにいてほしい“らしさ”

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2021年01月27日 06:01  リアルサウンド

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リアルサウンド編集部

 1月29日に24歳の誕生日を迎えるKing & Princeの平野紫耀。2018年のデビュー以降、グループとしての活躍はもちろんのこと、ソロとしてもドラマに映画、そしてバラエティ番組に相次いで出演している。天然発言をはじめとするユニークな言動で、すっかり愛されキャラが浸透した。


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 1月23日放送の『1億3000万人のSHOWチャンネル』(日本テレビ系)では、企画コーナーにゲスト出演した平野。サバイバル本に掲載されているサバイバル術は本当に役に立つのかを試した。


 真冬の荒れる海を横目に、浜辺に腰を下ろし、強風にあおられながらのロケ。ゴツい迷彩柄の服が、平野の小顔を際立たせていた。まずは火おこし。乾電池とガムの包み紙を使った火おこしに成功。続いて、飲み水の確保のために海水の蒸留に挑戦した。サバイバルブックを手に必要なアイテムをサクサクと紹介。作業中も黙ることなく、作業工程を言葉で伝えていた。


 そして真水を生成する間、「缶詰スプーン開け」に挑戦した。スプーンでフチを擦って穴を開け、てこの原理で開封する技だ。平野はてこの原理について、「しよう・力点・かよう点みたいなやつですよね? 歌謡祭? あ、歌謡祭じゃない(笑)」と思わぬ方向に展開した。


 作業すること10分。ようやくヤングコーンにありつけると、「あ! トウモロコシみたいな味する」と平野。スタッフの「トウモロコシですからね」のツッコミに驚いた表情を見せる。続けてトウモロコシを英語で言うと? の質問には、「モロヘイヤ?」と回答。キラキラとした瞳でそう答えられたら、「正解! 今日からモロヘイヤだ」と返したくなってしまう。


 さらにコーナー冒頭でのこと。「近々、よく感じるんですけど、ちょっと甘えちゃってるな」、「いざそういう場面になったときに、俺、マネージャーさんなしで生きていけるのかな」と周囲に頼っている現状を危惧した。そこで、たどり着いたのがサバイバル。普段から本などで勉強をしていると明かした。平野ならではのオリジナル方程式だ。


 続けて、「いざそういうときになったら、『あのとき平野がああいうサバイバルしてたな!』みたいな、視聴者の皆さんにもヒントというか与えられるようになったら」。平野の他者を思いやる心や、優しさを感じる言葉だった。


 さて、平野の活動を辿ると「続」も、一つのキーワードとして挙げられる。橋本環奈との共演で話題を呼んだ、2019年9月公開の映画『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』の続編が決定し、2021年8月20日に公開が予定されている。


 ストーリーは学園を舞台にしたラブコメで、当時、映画宣伝で出演した情報番組では、平野と橋本に共通する“ハスキーボイスあるある”を繰り広げた。コメディ映画らしく、笑いに溢れたトークで延々に聞いていたいと思うほどだった。そんな二人の、どこかサバサバとした人柄や、好感の持てる人間関係も相まってか、全国映画動員ランキングでは初登場1位を獲得した(2019年9月7日〜8日/興行通信社発表)。


 平野&橋本コンビの俳優としての相性の良さは、映像からも伝わってくるが、原作者の赤坂アカ氏も「現場の雰囲気もよく、キャストの皆様も賑やかで楽しそうで、見ていてなんというか言葉に出来ないですね」と感慨深げにコメントしたほど(公式サイトより引用)。


 また、今年1月には平野と杉咲花がHuluの新イメージキャラクターに就任。平野と杉咲といえば、2018年放送のドラマ『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』(TBS系)で共演した仲だ。制服のイメージから一転、今回は可愛らしいウサギ姿で登場。約3年ぶりの共演は、同級生のような安心感が漂う。


 過去作品の続編や再共演は、原作があり、主要キャスト陣が揃い、スタッフともいい関係を築いたり、制作陣が手ごたえを感じられるほど視聴者やファンの反響が寄せられたりと、複合的な要素が重なって実現されるものではないか。当たり前のことではないだけに、設けられた期間中に応援をしたいと思う。


 『1億3000万人のSHOWチャンネル』で、平野は今回のロケを通して2つのことを感じたと語った。一つ目は「やりたいことがあっても、何でもかんでもバラエティでやってみたいって言っちゃいけないな」と学びを得た様子。あともう一つは「忘れちゃいました(笑)」。予想もしない言動が、相変わらず平野らしい。年齢を重ねても変わらずにいて欲しいと思う部分だ。(柚月裕実)


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