フォーミュラE、6月までの暫定スケジュールを発表。バレンシア・サーキットがカレンダー入り

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2021年01月29日 06:11  AUTOSPORT web

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2020年12月にバレンシア・サーキットで行われた公式プレシーズンテストに参加した各マシン
1月28日、ABB FIAフォーミュラE世界選手権は2月26〜27日に開幕を迎える2020/2021年“シーズン7”のカレンダーをアップデートし、6月までのレーススケジュールを公開した。

 電動フォーミュラカーで争われるABBフォーミュラE選手権は創立7年目となるシーズン7から、FIA公認のワールドチャンピオンシップとして開催される。

 しかし、今シーズンは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響によって2020年内には開幕を迎えず、2021年2月26日のサウジアラビア・ディルイーヤ戦で初戦を迎える事になっている。

 いまだに新型コロナウイルスは世界中で猛威を振るっているが、フォーミュラEは1月28日、第8戦までの日程と開催地をアップデートしたカレンダーを公開した。

 すでにナイトレースでのダブルヘッダー開催が明らかにされている2月26〜27日の第1〜2戦ディルイーヤE-Prixに続くのは、4月10日に第3戦として行われるイタリア・ローマE-Prixとなった。

 そして第4戦の舞台として選ばれたのは、開幕前のプレシーズンテストでおなじみのスペイン、バレンシア・サーキットだ。4月24日に開催されるレースでは、フォーミュラEのために特別設計されたレイアウトが使用されるという。

 続いて5月8日にモナコ・モンテカルロで第5戦が行われ、5月22日にはモロッコ・マラケシュでの第6戦が予定されている。その後フォーミュラEはアメリカ大陸に移動し、6月5〜6日、当初は開幕戦として予定されていたが、新型コロナの影響で延期となっていたチリ・サンティアゴE-Prixが第7〜8戦のダブルヘッダーで開催されることになった。

 合わせてフォーミュラEは、フランス・パリでのレースが安全衛生上の問題により開催困難になっているため、パリ市と合意のうえで来季“シーズン8”での開催を計画していることと、中国・三亜、韓国・ソウルでのレースも当初の日程から延期することも明らかにしている。

 これらのカレンダー更新は、すべて渡航制限や地方自治体のプロトコルに依存しており、FIAワールド・モータースポーツ・カウンシルの承認が必要となる。また第8戦以降のスケジュールは春先の決定が予定されているという。

■2020/21 ABB FIAフォーミュラE世界選手権 暫定開催スケジュール(1月28日時点)
Rd.DayCountryCity12021年2月26日サウジアラビアディルイーヤ22月27日サウジアラビアディルイーヤ34月10日イタリアローマ※44月24日スペインバレンシア・サーキット※55月8日モナコモナコ※65月22日モロッコマラケシュ76月5日チリサンティアゴ86月6日チリサンティアゴ
※:サーキットのホモロゲーション待ち

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