TOKYO Under Landは、ドラァグクイーンやポールダンサー、芸者などがパフォーマンスを行うバーレスクショー。前身は不定期で開かれていた「生き様ナイト」で、訪日外国人にもわかりやすいようにと現在の名称に変更し、カワイイモンスターカフェの定期イベントとして開催していた。新型コロナウイルスの影響を受け、半年以上イベントを開いていなかったが、営業終了の話を聞いた関係者が会場を貸し切り、プライベートイベントとして実施した。
ラストイベントでは、計11組のパフォーマーがドラァグクイーンショーやポールダンスショーを披露。大トリを飾ったのはドラァグクイーンのリル・グランビッチで、ドナ・サマー(Donna Summer)の「Last Dance」にあわせてパフォーマンスを行い、TOKYO Under Landは幕を閉じた。パフォーマーやMCを務めたKUMIは、同イベントを振り返って「ダイバーシティを体現していて言語や性別に関係なく、年齢を忘れさせて子どものように楽しめるイベントだった」とコメント。コロナ前はパフォーマンス終了後に観覧客もステージに上がり交流していたことが楽しかったといい、「カワイイモンスターカフェは暗い気持ちになれないくらいポップでカラフルな空間で、元気をくれる夢のような場所でした」と思い出を語った。