岡山国際サーキットで8台のGT300車両が参加しスポーツ走行を実施。注目のマシンも登場

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2021年02月01日 18:11  AUTOSPORT web

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岡山国際サーキットで8台のGT300車両が参加し、スポーツ走行が行われた。
2月1日、岡山県の岡山国際サーキットで、『GT3特別スポーツ走行』と題されたスポーツ走行がスタートした。この走行にスーパーGT GT300クラスに参戦する8台のマシンが参加し、不安定な天候のなかながら、2セッション4時間に渡って走行している。

 2021年のスーパーGT開幕戦の舞台として予定されている岡山国際サーキット。まだ日中でも気温6度ほどと厳しい冷え込みのなかではあるが、GT3カーなら参加が可能な『GT3特別スポーツ走行』に8台のGT300マシンが参加した。10時からスタートした午前は曇天だったものの、昼ごろに小雨が舞いはじめ、午後はウエットとなった。なお、各車ともスポーツ走行なのでフロントウインドウに“スポーツ走行券”を貼っている。

 すでに体制発表済みのチームでは、2020年12月に谷口信輝/片岡龍也の続投を発表したGOODSMILE RACING & Team UKYOのグッドスマイル 初音ミク AMGが参加。この日は午前を片岡が、午後を谷口がドライブした。

 また同様に発表済みのチームでは、TEAM UPGARAGEが参加した。小林崇志/名取鉄平のコンビで、この日は小林、そして名取も午前、午後と初めてUPGARAGE NSX GT3をドライブした。また、K-tunes Racingも新田守男/阪口晴南がドライブ。今回はカーボン地の模様で登場しており、今後カラーリングも変更されることになりそうだ。

 そして注目と言えるのが、Team LeMans with MOTOYAMA Racing。三度のGT500チャンピオンの本山哲が片山義章と組み、アウディR8 LMSを走らせる体制だが、この日岡山国際サーキットでいよいよ走行を開始した。車両はカーボンブラックのままだが、チームのロゴ、アウディスポーツのロゴが貼られ精悍な印象だ。

 一方、まだ参戦体制が明らかにされていないチームも4台が参加している。まず、すでに新型BRZの開発を明らかにしているスバルだが、この日はR&D SPORTが61号車として新型BRZを走らせた。これまではブラックのボディだったが、今回はWRブルーが施されており、新鮮な印象を受ける。これまでスバル/STIから公開された画像同様、この日はヘルメットから井口卓人と山内英輝が乗り込んでいることが確認できた。

 また87号車、88号車という2台のランボルギーニ・ウラカンGT3 EVOを走らせたのはJLOCだ。2020年にチームに所属していた小暮卓史、元嶋佑弥、山田真之亮に加え、この日は松浦孝亮、大滝拓也、坂口夏月という3人がテストに参加した。チームによればまだどのドライバーが起用されるかは確定していないとのことだが、どのドライバーでも速さがあるのは間違いないだろう。この日は2台が積極的に周回を重ねた。

 そして、HOPPY team TSUCHIYAは2020年のカラーリングのままHOPPY Porscheを走らせた。この日は松井孝允と佐藤公哉が乗り込み走行している。チームは近いうちに体制発表があるようだ。

 この日は午前は曇天のもとドライ、昼過ぎからは雨が舞い、午後はウエットとなった。午前はウォーマーを使いながら各チームとも走行したが、気温が低く周回を見合わせるチームもあった。また午後もTeam LeMans with MOTOYAMA Racingが走行を見合わせるなど、不安定な午前、午後のセッションとなった。

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