「ナイキ(NIKE)」が、サステナブル素材を用いた初のパフォーマンスシューズ「ナイキ コズミック ユニティー」を発表した。価格は各税込1万8150円。カラーは全3種類を用意しており、「グリーン グロウ」が2月26日、「アマルガム」が3月7日、「スペース ヒッピー」が3月12日に発売。NIKE.COMやNIKEアプリおよび一部専門店で取り扱う。
ナイキ コズミック ユニティーは、二酸化炭素や廃棄物の排出量ゼロを目指すナイキの包括的な取り組み「Move to Zero」の理念を取り入れ、重量換算で少なくとも25%以上のリサイクル素材を使用。プロダクトネームは「地球をもっと良い場所にしたい」といったミッションから命名した。
シューズには、宇宙線を模した網目や多角形からなるドーム型の構造といったコズミックなデザインを採用。アッパーはリサイクル可能なケーブル糸で製作し、ケーブルのシステムに繊維を直接被せることで廃棄素材の量を減らした。ズームエアの足底部材はアッパーに直接縫い付けることで不要な素材を削減している。ミッドソールには、従来ライフスタイル向け製品のみに使われていた軽量かつ柔らかい素材「ナイキクレーターフォーム」を採用。ソックライナーやシューレースの一部にはリサイクル素材を用いた。スウッシュにもリサイクル素材を用いており、マーブル模様に仕上げた。ヴィジュアルにはWNBA選手のアジャ・ウィルソン(A'ja Wilson)をモデルに起用した。
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