ブリトニー・スピアーズの新ドキュメンタリーにセレブ達も衝撃受ける「彼女は利用された」「同情する」

0

2021年02月10日 16:02  Techinsight Japan

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

Techinsight Japan

ブリトニー・スピアーズのドキュメンタリー放送後、セレブ達のツイートが続出(画像は『Britney Spears 2021年2月1日付Instagram「I’m trying to learn how to use technology in this technology driven generation ....」』のスクリーンショット)
米歌手ブリトニー・スピアーズ(39)の新ドキュメンタリー『Framing Britney Spears』が現地時間5日にFXとHuluで放送され、セレブ達の間で大きな反響を呼んでいる。同作は、スターの座についたブリトニーを取り巻くメディアの扱いや、後見人である実父との骨肉の争いなどに迫ったものだ。放送を見たセレブ達がSNSで「彼女は利用された」「ブリトニーに同情する」と声をあげ、フォロワー達に番組の視聴を呼びかけた。

【この記事の動画を見る】

『The New York Times』が制作したブリトニー・スピアーズの新ドキュメンタリー『Framing Britney Spears』が現地時間5日、FXとHuluでプレミア放映された。同作は過去のブリトニーを良く知る人物が、一躍スターになった彼女に対するメディアやパパラッチの扱いについて話すほか、2019年の「#FreeBritney」運動の火つけ役となったブリトニーの実父ジェイミー・スピアーズさんとの骨肉の争いについても検証している。

ブリトニーは2008年に精神的に不安定になり、父親ジェイミーさんが後見人として彼女の財産やキャリア、私生活などを管理してきた。ブリトニーは父親を後見人から外すように裁判で求めており、彼が管理する間はパフォーマンスを行わないと発言している。ドキュメンタリーは本人からの承諾を得ずに制作されたという。

ドキュメンタリー放送後には多くのセレブ達が衝撃を受け、ブリトニーへの支持を表明した。歌手マイリー・サイラスは、現地時間7日に米フロリダ州のスーパーボウル試合前イベントで、自身の楽曲『Party in the U.S.A』の歌詞を「ブリトニー」に置き換えて歌い、観客に向けて「私達はブリトニーを愛してる!」とシャウトした。

米女優サラ・ジェシカ・パーカーとベット・ミドラーは「#FreeBritney」とツイートしたが、SNSでは「ブリトニーを支持する」「番組を見て欲しい」といった声で溢れ返った。

米TVパーソナリティのタムロン・ホールは「ようやくHuluで『Framing Britney Spears』を見た。心が痛むと言っても過言ではない」とツイート。歌手コートニー・ラブは「私達はあなたに同情する」と記した画像を公開し、「NYタイムズ、ありがとう。やるべきことをやってくれた」と言葉を添えた。

米カントリー歌手ケイシー・マスグレイヴスは「私を悩ませるのは、ブリトニーが本当に大丈夫かどうかが誰にも分らないってこと。もしそうでないなら、何らかの形で声に出してくれることを期待する。それと私達全員が、彼女の健康状態を本当に気にしてるってことを彼女が知ってることもね」と綴った。

米TV司会者マット・ロジャースは「ドキュメンタリーを見たよ。残念ながら僕の言い分は、社会全体が屈辱的であり、暴力的な女性蔑視によって失敗したということだ。僕らに面白いと思わせて、何十年も前から金や娯楽のために彼女を悪者にした、メディア文化を恥じている」とコメントしている。

このほかクロエ・カーダシアンや歌手サム・スミス、ロックバンド「パラモア」のヘイリー・ウィリアムスなど多くのセレブ達がブリトニーを支持する声をあげている。



画像は『Britney Spears 2021年2月1日付Instagram「I’m trying to learn how to use technology in this technology driven generation ....」』『Courtney Love Cobain 2021年2月8日付Twitter「Thank you @nytimes you did what you could.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
    ニュース設定