日本ハムのドラ1・伊藤大海、“幻のデビュー” 打者2人を斬ったところで試合が中止に

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2021年02月13日 13:30  ベースボールキング

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日本ハムのルーキー・伊藤大海 (C) Kyodo News
◆ 足下が気になる中で最速146キロを計測

 日本ハムのドラフト1位ルーキー・伊藤大海投手(23)が13日、タピックスタジアム名護で行われた紅白戦に先発登板。しかし、初回の打者2人をアウトに取ったところで雨が強まり、試合が中止となってしまった。


 白組の先発投手として、誰も踏み入れていないまっさらなマウンドに向かった背番号17。しかし、試合開始直前に雨脚が強まり、当初の予定よりも8分ほど遅れたプレイボールとなるアクシデント。急遽、土を入れるなどの整備はされたとはいえ、足下も気になる状況の中、ドラ1右腕がそのベールを脱ぐ。

 先頭の松本剛に対しては3ボール・1ストライクとボールが先行するも、全球ストレートで押し込んでの捕邪飛。まず一つ目のアウトを取ると、つづく平沼翔太には変化球も織り交ぜながら、時には声を出してこの日の最速146キロも計測。フルカウントから二ゴロに打ち取ったが、一塁へのベースカバーに向かった際に、ぬかるんだ地面に足を取られて転倒するシーンも…。再び雨が強まってきたこともあり、ここで試合が中断となってしまう。

 マウンドとホームベースにシートが敷かれたものの、雨脚は弱まる気配を見せず、なんと試合はそのまま中止に。伊藤大海の“デビュー戦”は意外な形で幕を閉じた。


◆ 伊藤大海・プロフィール

ポジション:投手
投打:右投左打
生年月日:1997年8月31日(23歳)
身長・体重:176センチ・82キロ
出身地:北海道
球歴:駒大苫小牧高−駒沢大(中退)−苫小牧駒沢大−日本ハム(20年・1位)

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