同学年、右投げ右打ち、外野手…将来の大砲候補のロッテ・西川と山本

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2021年02月14日 11:12  ベースボールキング

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 マリーンズは長年長打力不足に喘いでいる。特に昨季は日本人の右打者で25歳以下の本塁打が0本と、1日も早く“右”の和製大砲の台頭が待たれる。高卒3年目の山口航輝が開幕一軍を目指しアピールを続けているが、ドラフト5位の西川僚祐(東海大相模高)は高校通算55本の本塁打を放ち、育成3位の山本大斗(開星高)も「ホームランを打ってしっかりアピールしていきたい」と話すように長打力が魅力な右打ちの外野手だ。将来的には西川、山本もマリーンズの中軸を担う活躍が期待される。

 西川と山本は同学年で、“右投げ右打ち”、ポジションも外野手。さらに長打力を武器にしており、“共通点”が多い。西川と山本の2人はお互いのことをどう思っているのだろうかーー。

 西川は山本について「守備をやっていても肩が強いですし、バッティングもスイングが強い。意識はしていますね」と話せば、山本も「意識はしています。同じタイプの同期ですし、負けたくないという気持ちでいます」とお互い“意識”をしながら切磋琢磨している。

 続けて西川は「右バッターで同じようなタイプ。バッティングの飛距離であったり、柔らかいバッティングをしている。自分も負けないように逆方向に強い当たりを意識しています」と、同期の山本の打撃の特徴を冷静に分析し、もちろん自身も負けないように強い当たりを意識する。

 山本も「(西川は)飛ばしていますよね。スイングもすごいので、自分も見習うところでもあります」と話した。山本によると普段は西川と「今日のバッティングはどうだったという会話をします。いい仲ですね」とのこと。

 高卒3年目の山口とともに、右の“長距離砲”としてチームを引っ張る活躍が期待される西川と山本。西川は「ホームランを打ちたいという気持ちはあるんですけど、ヒットを打てるようなってからホームランが出ると思います。まずは打率、確率にこだわって今年1年間強いスイングができたらいいなと思います」と意気込んだ。山本も「(長打力が)一番の魅力だと思うので、そういうところでアピールしていきたいなと思います」と誓った。

 西川と山本の同学年の右の長距離砲コンビが切磋琢磨し、将来はマリーンズの中心打者として活躍する日がくることを今は楽しみに待ちたい。

▼ 西川僚祐
背番号:59
生年月日:2002年4月19日生
守備位置:外野手
身長 / 体重:186センチ / 98キロ
投 / 打:右 / 右
経歴:東海大相模高−ロッテ(ドラフト5位)
オンライン取材日:2021年2月5日

▼ 山本大斗
背番号:124
生年月日:2002年8月9日生
守備位置:外野手
身長 / 体重:180センチ / 90キロ
投 / 打:右 / 右
経歴:開星高−ロッテ(育成ドラフト3位)
オンライン取材日:2021年2月7日

文=岩下雄太

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